
岡山市東部沖合に浮かぶ犬島(いぬじま)は、古くは「犬島みかげ」といわれる良質な花崗岩の採石所として知られ、明治・大正期には銅の精錬業で隆盛を極めました。

2008年、その精錬所跡地に美術館「犬島アートプロジェクト精錬所」が開館。自然エネルギーを利用した建築や現代アート、地元の大学との協働による水浄化システムをはじめ、地域との協業を図りながら「産業遺産・建築・現代アート・環境」による新たな地域創造を目指しています。
瀬戸内海の多島美に浮かぶ精錬所遺構の独特な風景、そこに位置する美術館は、地域振興に取り組む住民の姿と共に、犬島の新たな景観を造りだしています。
出典:国土交通省「島の宝100景」(http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/shimanotakara100kei.html)
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