
答志島(とうしじま)、八幡神社の祭礼である「神祭」は毎年旧暦の1月17日~19日に行われます。
弓引神事は、祭の中で最も盛り上がる迫力満点の行事です。

「お的衆」と呼ばれる若者たちが、畳一枚半ほどの「お的」(木組みに紙を張って墨を塗ったもの)を担いで坂を駆け上がると、待ちかねた町民が次々とお的に飛び込み墨紙を奪い合います。
人々は護符にかわるこの墨紙で家の戸口や船に「丸に八の字」を書いて、1年の大漁と家内安全を祈願します。
弓引神事の後、舞台では獅子舞が始まります。
町民一丸となって祝う勇壮な祭りは、島の若者たちによって今も受け継がれています。
出典:国土交通省「島の宝100景」(http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/shimanotakara100kei.html)
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