
焼尻島は日本海に浮かぶ漁業と観光の島です。島の中央部には約1平方キロの原生林が広がり、約5万本にも及ぶおんこ(イチイ)の樹が自生しています。

大昔は生活のために多くの木を伐り出したこともありましたが、明治時代に伐採禁止令が出され、以来、島の人々は森を守ってきました。その結果、現在まで水不足や大災害に見舞われたことは一度もありません。これからも島の人々はこの宝の森を守り、鳥の声と森を通るさわやかな風に包まれて、穏やかに暮らしていくことでしょう。
その島に最近新たな住民が増えました。羊とアザラシです。彼らも島の平和を肌で感じるでしょう。
出典:国土交通省「島の宝100景」(http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/shimanotakara100kei.html)
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