
淡路島(あわじしま)は、神戸と鳴門の間に浮かぶ瀬戸内海最大の島。北は明石海峡大橋、南は大鳴門橋でつながっているため、関西圏や四国から手軽に訪問できる場所として人気がどんどん上がってきています。
そんな中、今回ご紹介する「うずの丘 大鳴門橋記念館」は、淡路島旅行の際のスタート地点としても、あるいはシメのスポットとしても大満足できる施設となっています。
「うずの丘 大鳴門橋記念館」って?
「うずの丘 大鳴門橋記念館」は淡路島の南部、南あわじ市に位置しています。施設内には、淡路島のご当地グルメを満喫できる絶景レストランであったり、渦潮のことを学べる科学館、そしてお土産を買えるショップまでが併設されています。
さらには、その場でSNSにアップしたくなるようなフォトスポットも充実。様々な淡路島の魅力を存分に楽しむことができる場所なのです。
まずは屋上からの雄大な景色を
南あわじ市は淡路島の最南に位置する市なので、南へ向かえばすぐに徳島の鳴門に入ります。そして、こちらの施設はそんな南あわじ市の高台に建てられているので、その眺望が素晴らしいのです。
到着したらまずは展望台になっている屋上へ上がってみましょう。目の前には鳴門海峡、そしてその向こうには四国が広がっています。淡路島と徳島を繋ぐ大鳴門橋もキレイに見えています。
鳴門海峡は渦潮で有名ですね。その流れを作り出している急流は日本三大急潮流の一つに数えられているほどのものですが、遠くから眺める分にはとても穏やかで気持ちのいい景色となっています。
そして、すぐ下に目を向けてみると、大きな玉ねぎが…え、たまねぎ!?
何やら玉ねぎのようなものが見えますが、どう見ても大きすぎます。近くに行って確認してみましょう。
玉ねぎフォトスポットの宝庫で目指せSNS映え!
それは、1階の裏手にありました。
その名も「おっ玉葱」!高さ2.8m、直径2.5m、重さはなんと250kgもあるというオブジェです。
淡路島といえば玉ねぎが超有名ですが、なぜこんな大きな玉ねぎが置かれているのかというと、こちらでは玉ねぎで淡路島を有名にするというプロジェクト「おっタマげ!淡路島」が行われているため。
背景には鳴門海峡、屋上展望台よりは少し視界が制限されていますが、充分に見晴らしもいいスポットとなっています。上の写真の通りオブジェの前には「#おっ玉葱」というハッシュタグまでつけられているので、撮ってすぐにSNSにあげたくなりますよね。
2017年の流行語大賞にもなった「インスタ映え」、こちらの施設内にはそれを見越していたかのようにフォトジェニックなスポットが多数あるのです。おっ玉葱以外にも館内にはいくつもの仕掛けがあるので要チェック!ですよ。
例えばこちら。館内に入るとこんなグッズが並んでいるのがすぐに目に入って来ると思います。これは、たまねぎカツラの貸出コーナーです。もちろんこのカツラを被っておっ玉葱と一緒に記念撮影をすることもできます。
玉ねぎづくしの一枚を撮ってみてはいかがでしょうか?
さらに注目なのは、こちらの大きなパネルです。
「玉ねぎ」の力強い書は、淡路島の書家である南岳先生の作品。ですが、文字の横に並んで一緒に撮影可能であるだけではなく、「玉」の点の部分と「ね」の右下の部分が顔出しパネルになっています。さらにパネル左下には「#玉ねぎになりたい」、と書かれています。
先ほどのカツラを被ってハッシュタグの横に座ってみれば、SNS映え間違いなしの写真を収めることができますよ。もちろん心も#玉ねぎになりたい、と思いながら撮ってもらってみてくださいね。
と、ここまでフォトスポットをご紹介してきましたが、「見る分には楽しそうだけど、恥ずかしくてできそうもない…」と思った方にオススメの玉ねぎスポット、ちゃんとありますよ!
たまねぎキャッチャーに挑戦!?
こちらはプロジェクトの第一弾で登場した「たまねぎキャッチャー」です。カツラとか顔出しパネルとかは恥ずかしい…という方でも、こちらなら挑戦できると思いませんか。
見事玉ねぎを取ることができればなんと1.5kg(時期によって変動あり)の玉ねぎを景品としてもらうことができるのです。もちろん淡路島産の玉ねぎです。
これなら少し恥ずかしくとも「食料のため!」と言い聞かせて挑戦することが可能ではないでしょうか?
ゲームが好きな方はもちろん腕の見せ所。そして、こういったゲームをやったことのない方でも、何度か挑戦すればかなりの高確率で取ることができるという易しめの難易度設定も嬉しいポイントです。
筆者は普段はほぼこういったゲームはしませんが、6回中2回も成功して3kg(1.5kg×2袋)の玉ねぎをいただいてしまいました。
たまねぎキャッチャーは1プレイ100円、6プレイ500円の料金設定となっています。
景品でもらえる潮風玉ねぎは売店で買っても1袋500円なので、6プレイ中に一度でもゲームに成功すれば損をすることはありません。ほぼ初心者の筆者がすぐに成功したことから考えてもかなり高い還元率であることがお分かりいただけるでしょう。
玉ねぎは淡路島の定番お土産の一つですが、たまねぎキャッチャーでゲットして持っていけば、楽しいだけでなくちょっとしたお土産話にもなりますよね。ぜひ一度は挑戦してみてください。
そもそも淡路島の玉ねぎって?
さて、ここまで玉ねぎ玉ねぎと言っていますが、淡路島の玉ねぎを食べ慣れていない方は(特に関西圏以外では、あまり目にしないかもしれません)ただの玉ねぎでしょ?とお思いかもしれません。
が、淡路島の玉ねぎは一般のものと比べて柔らかく甘い、そして辛味成分は6割程度しかないという研究結果が出ている淡路島自慢の食材なのです。とはいえ、その違いがあまり分からなければそれほど玉ねぎに惹かれることはないかもしれません。
そんな場合は、2階にある「絶景レストラン うずの丘」でその玉ねぎを味わってみましょう。
次回の記事では、グルメとお土産、そして科学館についてご紹介いたします!
<うずの丘 大鳴門橋記念館の基本情報>
住所:兵庫県南あわじ市福良丙936-3
電話番号:0799-52-2888
FAX:0799-52-0489
営業時間:9:00〜17:00(各店舗はそれぞれの基本情報を参照ください)
アクセス:淡路島南ICから車で約2分
公式HP:http://kinen.uzunokuni.com
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