
先日父島への行き方をご紹介しましたが、今回は母島への行き方をまとめてみます。
母島(小笠原)とは?
母島(ははじま)は、小笠原諸島の島。周囲の姉島、妹島などの島とともに母島列島を形成しています。東京都小笠原村に所属しており、小笠原村で一般住民が居住するのは父島とこの母島だけです。
母島は父島の南約50kmにあり、父島二見港から定期船ははじま丸が約2時間で連絡しています。島の南部の沖村に港があり、沖村は母島唯一の集落だそうです。
島内は南北に縦貫する都道241号線が通っているのですが、島内には公共交通機関はありません。母島では国産のラム酒を製造しており、小笠原ラム・リキュール株式会社の工場があります。
母島への行き方
母島への行き方は、まず東京・竹芝桟橋から出ている小笠原海運の定期便「おがさわら丸」で、小笠原父島へ行きます。父島への所要時間は片道約24時間。空港がないため飛行機はありません。
小笠原父島→小笠原母島へ

父島からさらに南に約50km、伊豆諸島開発の「ははじま丸」で母島へ行きます。母島までは定期船「ははじま丸」で約2時間です。
ははじま丸の時刻表
ははじま丸の時刻表は、小笠原海運のHPで見ることができます。天候などで予定が変更になる場合がありますので注意してくださいね。
>> ははじま丸の時刻表
母島での宿泊

母島での宿泊(宿・民宿)は母島観光協会のHPに情報があります。
2017年8月現在、母島観光協会のHPに載っている宿泊施設はこちら。(最新情報は母島観光協会にお問い合わせください)
- ペンション漁徳
- ペンションひなた
※ペンションひなたは2017年3月より休業しています(再開時期未定) - 民宿メグロ
- ナンプー
- アイランドリゾート母島ナンプー
- LeCiel(コミュニティサロン ルシエル)
- ペンションドルフィン
- 民宿つき
- クラフトイン・ラ・メーフ
- アンナビ-チ母島ユースホステル
- ペンションりゅう
- 海の家 亜太郎(大漁寿司)
- 民宿わんとね
- ビラこぶの木
食事つき、自炊、素泊まり、個室、相部屋など宿泊パターンはいろいろあるので、予算と旅のスタイルに合わせて宿を選ぶといいかも。宿代は3,780円~
母島での観光
母島の観光は、母島観光協会に情報がまとまっています。主なみどころはこちら。
- 北港
- 北村小学校跡
- 東港
- 東港
探照灯下砲台 - 六本指地蔵
探照灯基地跡 - 桑の木山
- 乳房山
- 小剣先山
- ロース記念館
- 静沢の森
遊歩道 - 石次郎海岸
- 旧へリポート
- 評議平グランド
- 御幸之浜
- 南京浜
- 蓬莱根海岸
- 南崎
- 小富士
母島のツアー
母島にはさまざまなツアーがあり、母島観光協会のツアー紹介ページからツアーの詳細・ガイドの空き状況などを見ることができます。
陸(山)を楽しむコース(ツアー)
- 南崎・小富士コース
所要時間 4~5時間
ガイド料金 6,000円~ - 乳房山コース
所要時間 5~6時間
ガイド料金 6,500円~ - 石門コース (3月~9月)
所要時間 約6~7時間
ガイド料金 10,000円~ - 堺ヶ岳コース
所要時間 約3時間
ガイド料金 5,000円~ - 島内観光
所要時間 2.5時間
ガイド料金 5,000円~
海を楽しむコース(ツアー)
- ファンダイビング
お申込み 1名~
料金 2ボート 15,000円~ - ネイチャーツアー
お申込み ~12名
料金 半日 6,600円 - フィッシング・遊覧・ホエールウォッチング
所要時間 半日~
料金 1日 63,000円~
半日 42,000円~
母島へ行こう!
おがさわら丸でせっかく父島に行ったのなら、ぜひ母島にも行ってみてください。
母島は父島とはまた雰囲気が違い、より手つかずの自然が残っている場所です。

また、母島ではフルーツの栽培がさかんなため、美味しいフルーツを購入することができますよ。
父島から母島までは約2時間かかりますが、せっかく小笠原に来たら母島にもぜひ寄って行ってくださいね。
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