
「首都圏から一番近い離島」をキャッチフレーズにした、静岡県の初島(はつしま)。
熱海(あたみ)港から島までは30分で、
東京から熱海までを合わせて島までは約2時間ほど。初島は日帰りもできる身近な離島です。
“島”というと、夏のイメージが強く、海に入れないその他の季節は見劣りしてしまうかもしれません。
しかし、初島には夏はもちろんのこと、春も秋も冬も楽しめるスポットやアクティビティがたくさんあります。
年中楽しめる初島の、“春”と“秋”と“冬”の楽しみ方をご紹介します。
目次
桜に菜の花、チューリップ、初島の花もグルメも満開な“春”!
南国のイメージが強い離島。離島に桜はなかなかイメージがつかないかもしれせん。
しかし、初島には早咲きで、色はソメイヨシノよりも数段濃いピンクで、ボンボンのように木に花をつける「河津桜(こうづさくら)」や、
河津桜よりもさらに1ヶ月ほど早咲きで、1つの枝から二段階で桜が咲くため、開花期間もソメイヨシノが1、2週間で散るのに対して1ヶ月以上長い「熱海桜(あたみさくら)」があります。
2〜3月にかけて桜は開花し、菜の花の開花時期が重なり、島には桜のピンクと、菜の花の黄色のコントラストが楽しめます。島の温暖な気候がおりなす自然を視覚を通して感じることができます。
他にも、白いろの花をつける大島桜(おおしまさくら)や、チューリップなど、春の島は花々が彩っています。
また、先日リトレンゴでも取材した、春の初島丼合戦などの食のイベントも開催され、島の海産物を思いっきり使用した海鮮丼などグルメも楽しめます。
グランピングにアウトドア、過ごしやすい“秋”だからこそアウトドアに挑戦しよう!
手軽で豪華なグランピング施設「アジアンリゾート ヴィラ」
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋などありますが、今年はどんな秋にしますか?
過ごしやすい気候ではじめる「アウトドアの秋」がおすすめです。
初島には宿泊施設も兼ねた総合レジャー施設「初島アイランドリゾート」があり、初島一体に様々なアクティビティや施設が設置されています。
初島アイランドリゾートの中には、最近よく耳にするようになったグランピングをできる施設「アジアンリゾート ヴィラ」も備わっています。
キャンプに興味はあるが、道具や片付けがめんどう、虫が嫌い、快適に眠りたい、けど自然を感じたい!のような、わがままに応えてくれるのが初島アイランドリゾートにある「アジアンリゾート ヴィラ」です。
テント型の部屋には、床暖房にエアコン完備。部屋前にはウッドデッキもあり、手ぶらでBBQや、ハンモックでゆっくりした時間を過ごすことができます。
周辺も南国の植物が生息しており、夜には都会では見ることのできない満点の星空も眺めることができます。
また、テント型ではなく、トレーラーハウス型の部屋も用意されています。
子供も大人も夢中になる自然体験アスレチックSARUTOBI
初島アイランドリゾートが運営する自然体験アスレチック施設「SARUTOBI(さるとび)」があります。ハーネスをつけて、2つのコース、計21個のアクティビティを体験することができます。
吊るされた丸太を渡ったり、勢いよく降下していくジップスライドなど、初島の自然の中を進んでいきます。初島の自然を満喫しながら、程よい暖かさの中アドベンチャーに挑戦してみるのいいかもしれません。
初島は好漁場!手ぶらで簡単リゾートフィシング
年間を通して、様々な良質な魚が釣れる初島は、釣り人にも人気のスポットです。
釣りはしたことない人でも、初島漁協畜養部から釣り道具一式と、エサがついて2時間1200円でレンタルすることができ、釣りを楽しむことができます。
実りの秋、食欲の秋に自分で釣った魚を召し上がってみるのはいかがでしょうか。
寒い“冬”限定の迫力!ユリカモメの大群と一緒に初島へ行こう
島に冬のイメージはなかなかありません。しかし、初島には冬でも遊べる施設や、屋内プールもあり冬でもリゾート地として人気があります。
冬ならではのお楽しみは、初島と熱海を結ぶ航路にあります。冬になると港にはたくさんのユリカモメが飛来します。
船が動くまでは堤防で静かに羽休めしているユリカモメたちが、船の出航とともに、一斉に飛び立ち、エサを求めて船と並走します。至近距離で飛ぶユリカモメの姿は圧巻です。
ユリカモメが彩るクルーズは冬しか見れず、来島者の少ない冬だからこその特典かもしれません。
初島は春夏秋冬いつでも楽しめる!
首都圏から一番近い離島「初島(はつしま)」の夏以外のシーズンの楽しみ方を紹介しました。
自然豊かな初島は年間を通して花や自然を体感することができ、さまざまな整った施設もありいつでも気軽に楽しめるリゾートアイランドです。
やはり、きれいな海で海水浴のできる夏が一番人気かもしれませんが、その他にも楽しめるところはたくさんあります。
アクセスが良く何度でも通える島だからこそ、自分のお気に入りの初島シーズンを見つけてみてはいかがでしょうか。
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