長崎、壱岐島で「海」を感じる旅をしよう!

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日本で最も島の数が多い都道府県をご存知ですか?

それは長崎県。
一般的なイメージでは沖縄や鹿児島の島が有名と思われがちですが、長崎県にある島の数はなんと971にも上ります。これは2位の鹿児島の605という数から比べてもダントツに多いことがわかると思います。

その中でも特に観光地として近年盛り上がりを見せているのが、壱岐と対馬。今回は壱岐島で「海」を感じられるスポットをご紹介します。まずは、壱岐島で観光する際に見逃せないポイントから。

1. 辰の島周遊クルーズ

壱岐島の北部にはさらに一つ小さな島が浮かんでいます。その島は辰の島(たつのしま)という名前で、かなり小さな離島でありながら多くの観光客が足を運ぶスポットとなっています。

その魅力は何と言っても透明度の高い海と海蝕によって生みだされた自然美の数々。そこで筆者がオススメするのは船による島周遊クルーズです。辰の島に上陸して海水浴や散策を楽しむというのもいいですが、手っ取り早くその自然を堪能できるのはクルーズの方なのです。

船はこの写真のように小さめのボート。島に上陸する場合と、島周遊クルーズをする場合とで料金が違うのでチケット売り場で目的のチケットをゲットしましょう。チケットは船着場のすぐ近くの勝本町漁協の観光案内所で購入できます。

チケットの料金は下記のようになっています。(2017年8月時点)
渡船:大人700円・子供350円
遊覧:大人1500円・子供750円
遊覧+上陸:大人2000円・子供1000円

渡船自体は10分ほどで遊覧は40分ほどかかります。

では、辰の島に向けて出発です!

辰の島の近くには他の島もあり船長さんによる簡単な説明を受けながらの航海です。出発した船着場からそれほど離れていないにも関わらず、すでに海の色がかなり変わってきているのがわかるでしょう。

さらに辰の島のすぐ手前まで来るとエメラルドグリーンの海が目の前に広がります。

上陸する場合はここで降りて島内へ。島周遊の場合はそのまま船に残り辰の島の周りをぐるっと走るコースへと進んでいきます。

辰の島の北部海上にはこのような海の侵食を受けたことがよくわかる巨岩が立ち並びます。中でも特徴的な形をしているのがマンモス岩と呼ばれるもの。

それがこちらです。この角度だと少し分かりづらいですが…

真横から見るとその名前の意味がよくわかりますね。
写真では大きさが伝わりにくいかと思いますが、かなり大きいので実際に船から見ると相当な迫力があります。

さらに船は進み最も見応えのあるポイントへ。ここは蛇ヶ谷(じゃがたに)という壱岐島の中でも特に迫力のある断崖絶壁です。

その時の天候次第ですが、船はかなり断崖絶壁に近づいてくれるため、本当に迫力満点。遊覧船は天然の絶叫マシーンと化します。かなり左右に振られますし、水しぶきも飛んでくるので服装は濡れても大丈夫なもの、靴は滑りにくいものを履いていきましょう。最大に振られる時には手すりなどにしがみつくか座っていないと危険なため充分ご注意を。

と、ここで辰の島の周遊クルーズは終了です。もちろん時間に余裕のある場合は上陸して海水浴や島散策を楽しみましょう。

2. 日本のモン・サン・ミッシェル?小島神社

次にご紹介する海関連のスポットは小島神社です。小島神社は島が丸ごと聖域となっており、島からは何も持ち出してはいけないというルールまで掲げられています。転がっている石や小枝でも厳密に持ち出し禁止となっているので訪問の際はご注意ください。

そして、このスポットが普通の島や普通の神社と一味違うのは海による影響を大きく受けるという点です。その特徴ゆえに日本のモン・サン・ミッシェルなどと呼ばれることも…

そう言うとすぐ分かってしまうかもしれませんが、この島は潮の満ち引きによって島になったり地続きになったりする場所なのです。日本の他の場所では香川県小豆島のものが有名で、その島へ続く道はエンジェルロードと呼ばれていますね。

小島神社の場合は鳥居の前に道が出てくるという形なので、本当に神秘的です。国内どこを探してもそんな形の参道は聞いたことがないのではないでしょうか。参拝するために時間を考えて島へ来る人もいるというほど。
とはいえ、完全に島になった状態も充分見応えがあるので、ぜひこちらもお見逃しなく。

ちなみに小島神社は、近年ではパワースポットとしてもかなり人気を博しています。自然によって出てきたり隠れたりする参道、他では見られない壱岐島の一押しスポットです。

3. ビーチで締める海の旅

最後にご紹介するのはビーチです。海を感じるスポットということで、遊覧船・海に浮かぶ神社ときて最後は王道中の王道となりますが、壱岐島のビーチは沖縄や海外のビーチと比べても遜色ないほどの美しさを誇っているのです。

この写真を見て長崎の海とわかる人はそうそういないのではないかと思います。こちらは錦浜海水浴場の景色。壱岐島の中でもマリンスポーツのメッカと言われるこちらのビーチでは、海水浴だけでなく体験ダイビングなどをすることも可能です。

堤防を挟んで二つの砂浜が並んでいる形なので、かなり広いのも魅力の一つです。また他にも壱岐島にはビーチが数多くあるので、場所や利用目的によって行くビーチを考えましょう。壱岐島の公式サイトによる「壱岐観光ナビ」では島のビーチ情報が並んでいるので、行く前にはチェックしてみましょう。→壱岐観光ナビ 観光スポット

以上が今回ご紹介する壱岐島の海を感じられるスポット3つです。離島というと沖縄や海外のイメージが強いと思いますが、長崎の離島にも大きな魅力があることを知っていただけたのではないでしょうか。

壱岐島へのアクセスと島内での交通に関して

最後に壱岐島へのアクセスと島内での交通に関しての情報をまとめておきます。

壱岐島へのアクセスで最も便利なのは、博多港から高速船ジェットフォイルに乗る方法です。博多港から高速船に乗れば壱岐島までは約1時間で到着します。少しゆっくりなカーフェリーの場合は2時間程。

もちろん島内での時間をできるだけ長く取りたいという方が多いとは思いますが、どちらにも良いポイントがあるので、そのポイントを考えながら旅程を組むようにしましょう。

まず高速船の特徴としては言わずもがな早く島へ行けるというのが最大の魅力。運航時間が1時間程なので、船が得意ではないという方でもそれほど苦にならないと思います。一方でカーフェリーの場合は約2倍の時間がかります。が、その分乗船料金はカーフェリーの方が高速船の半額程となります。

高速船では安全確保のためシートベルトをしなければいけませんし、座席もそれほど広いとはいえません。また運航中は船内を歩き回ったりすることはできません。

カーフェリーの場合はそんなことはありません。運航中も船内を歩くことができ、カップ麺やドリンクの自動販売機もあるので移動時間を有効活用することができます。

また甲板というのは旅情を楽しむのに最高のロケーションですね。ゆっくりと景色が流れていくのは船旅ならではの楽しさでもあります。

さらにこちらは事前準備していれば必要ないかもしれませんが、船内に壱岐島のガイドマップも置かれているため、着く前に壱岐島での観光計画を立てることもできます。

寝転ぶこともできる座敷と椅子の席があるので、好みの方を利用しましょう。ただ島の人の交通手段でもあるため、日程や時間帯によってはかなり混雑するということを覚えておいてほしいと思います。

島内での移動に関してはレンタカーがオススメです。短時間の料金設定もあるので、日帰り観光の場合でも効率よく島内をまわることができますよ。

壱岐島のレンタカー屋さんは7つあります。旅程にや人数に合わせて、プラン・車種などからお店を決めればいいでしょう。ただ台数は限られているので、できるだけ早めに予約しておいてくださいね。

船や飛行機でのアクセスに関して、またレンタカー屋さんの情報をまとめたものが公式サイト内にあるので、準備の際にはぜひご参照ください。→壱岐観光ナビ アクセス

まとめ

エメラルドグリーンの海や断崖絶壁など、様々な自然美を堪能することができる壱岐島。今はまだそこまで人気のある場所ではないかもしれませんが、その魅力は山ほどあります。今回ご紹介した以外にも古墳群など、違った見所も満載の島なので人気が出てくるのは時間の問題かもしれません。
まだ混雑も少ない今の内に、ぜひとも壱岐島の自然を堪能してみてくださいね。

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