
宮戸島とは?
宮戸島(みやとじま)は、宮城県東松島市に属する島で、奥松島の地域にあります。周囲は約15km、松島湾で最大の面積を持つ、人口1,200人ほどの島です。日本三景のひとつ、宮城の景勝地である「松島」を構成する一つの島です。黒潮海流の影響で地域的には比較的温暖な気候であることを活かし、椿の栽培などが盛んです。その一方、寒地性の植物も島内に存在し、暖地性と寒地性の植物が共存する珍しい島でもあります。島のほとんどが山々で構成されており、平地が少ない島です。入り組んだ海岸線で、湾を数多く形成しています。
砂の堆積によって、本土と繋がっている陸繋島(りくけいとう)です。明治時代までは完全に島として分離していましたが、徐々に土砂の堆積が進み、対岸の野蒜(のびる)海岸に繋がりそうに。当時の政府が島と野蒜海岸の間に潜ヶ浦水道を三年かけて開削し、宮戸島は島として切り離されました。その際には松ヶ島橋(45m、2011年津波で流失後復旧済)もかけられ、島には車でアクセスすることが可能になりました。
宮戸島の観光スポット
大高森
「松島四大観」の一つで、松島を眺望する地としても知られています。
松島四大観とは、壮観、麗観、幽観、偉観、を感じることができる4つのポイント。大高森では、「壮観」を楽しめます。標高100mほどの山の頂上からは、松島の島々の織りなす景色はもちろんのこと、仙台や塩竈市の本土側の景色、天気のいい日には蔵王連峰まで眺望することができ、四方の景色すべてを楽しむことができます。
嵯峨渓
岩手県の猊鼻渓、大分県の耶馬渓と並ぶ日本三大渓の一つで、島の東南端にあります。
岬には巨岩がそびえ立ち、雄大な自然を感じることができます。遊覧船も運行されており、海側からもその雄大な景色を眺めることができます。
宮戸島への行き方
宮戸島へのアクセスは陸路と海路を利用します。
[陸路]
島内には公共交通機関が通っていません。最寄駅は仙台線、仙台東北ラインの野蒜駅で、駅からはタクシーで15分ほどの距離です。
自家用車の場合は、三陸自動車道の成瀬奥松島ICをおりて20分ほどで島に到着します。
[海路]
松島港から観光船が出ています。(「嵯峨渓コース」は期間限定。)
宮戸島の記事一覧
宮戸島の天気
※実際の気象状況と予報の間には差異が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
宮戸島のレストラン
準備中宮戸島の宿泊施設





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