
朴島とは?
朴島(ほおじま)は、宮城県塩竈市に属している浦戸諸島の一番北に位置する島です。周囲は約2km、人口約30人ほどの浦戸諸島の有人島の中で一番小さい島です。
島名の由来は、諸説あり。伝説の鳳凰がいたこと、烽火(のろし)を上げたことから烽島、江戸時代に伊達藩の軍用金や貴重な宝物が隠されていたという伝説から宝島(ほおじま)と呼ばれていたものが朴島になったなど、どれも謎めいています。
島のおもな産業は漁業で、牡蠣の養殖が盛んです。浦戸諸島の海は栄養が豊富なため、高品質の牡蠣が取れることで知られています。また、島内では菜の花(白菜)栽培も盛んです。白菜としては収穫せず、種採取のために栽培されています。朴島で収穫された種から作られる白菜は、仙台の伝統野菜「松島白菜」として有名。開花の目安は4月下旬から5月上旬。ゴールデンウィークには、菜の花畑を観賞しにたくさんの観光客が訪れます。
周囲の海は透明度が高く水質がよいため、マリンスポーツも人気です。シーカヤックなどで別の島に渡ることも可能です。ただし、設備の整った海水浴場はありません。
弘安十年銘供養碑(孝子の碑)が文化財として保存されています。これは、弘安10年(1287年)の碑として建てられた石碑で、内海喜右衛門家代々観音様と言われ供養が続けられています。判読が難しいですが、梵字の碑文が刻まれています。
朴島への行き方
島へのアクセスは船を利用します。
[航路]
塩竈港〜朴島港間で、1日7便運行されています。
所要時間:約60分 運賃:片道600円
※時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくは運航各社のページをご覧ください。
詳しくはこちら→塩竈市営汽船
朴島の記事一覧
朴島の天気
※実際の気象状況と予報の間には差異が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
朴島のレストラン
準備中朴島の宿泊施設




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