知夫里島

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    知夫里島の最高峰、赤ハゲ山
    知夫里島の最高峰、赤ハゲ山

    知夫里島とは?

    知夫里島(ちぶりじま)は、隠岐諸島の一つの島で、島根県隠岐郡に属しています。隠岐諸島には、隠岐の島町で構成される「島後」と、3つの有人島からなる「島前」があり、知夫里島は島前に属します。周囲約27km、人口約500人ほどで、隠岐諸島の中では一番人口の少ない有人島です。知夫里島は、島根県で唯一の村、知夫村として一島一村の構成となっています。

    島の歴史は古く、古墳時代からの古墳が数多くみられます。また、陰陽道の思想で、京都より北西の方角にあるため縁起の良い地とされていたことや、生活に困らない食の豊かさと黒曜石による高度な文化を持ち合わせていたことから、天皇や皇族、神官、貴族の遠流の地となっていました。平安時代に編纂された「延喜式」には、隠岐諸島の干しアワビが天皇の即位式のお供え物や高級役人のボーナスとなっていたことが記述されています。1300年ごろに隠岐配流の身となった後醍醐天皇は、最初に知夫の仁夫浜に上陸し、赤ハゲ山にある仁夫里坊、古海坊に宿泊したとされます。後醍醐天皇は、後に西ノ島の黒木御所に移り、1333年に隠岐を脱出し帰京。建武の新政で活躍しました。古海坊であった松養寺には現在、後醍醐天皇から寄進された「松養寺地蔵菩薩立像」が安置されています。また、松養寺のある松尾山周辺には、鎌倉幕府の立役者と言われている文覚上人や後亀山天皇の皇孫の小倉宮教尊親王、小野尊俊をはじめ沢山の五輪塔の墓所(位が高いとされる)を見ることができます。念力スポット、パワースポットの島とも言われています。

    島全体が世界ジオパークに認定されており、観光名所の「赤ハゲ山」からは、約600万年前に形成された島前カルデラのもっとも美しい景色を望むことができます。島独自の生態系も残っており、オキタンポポ、オキノアザミ、オキノアブラギク、オキシャクナゲの隠岐でしか見られない植物や南方系のナゴラン、北方系のハマナス等の高山性、大陸系が共存する不思議な光景が見られます。植物の進化の過程を見る上ではとても貴重な島であると言われています。

    知夫里島への行き方

    島へのアクセスは船を利用します。

    [航路]

    境港(本土)〜来居港(知夫里島)間で、隠岐汽船のフェリーが運行されています。
    境港へは、フェリー接続バスの利用が便利です。松江駅発着便(バス会社:一畑バス)、米子駅発着便(バス会社:日ノ丸自動車)があります。

    所要時間:約2時間半 運賃:片道2920円〜

    ※時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくは運行会社のページをご覧ください。

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    知夫里島の天気

    ※実際の気象状況と予報の間には差異が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

    知夫里島のレストラン

    準備中

    知夫里島の宿泊施設