硫黄島(小笠原諸島)

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    硫黄島(小笠原諸島)とは?

    硫黄島(いおうとう)は、小笠原諸島の南端近くにあり、東京都小笠原村に属している、東西8km、南北4kmの島です。
    国土地理院発行の地図では、戦後から「いおうじま」のふりがな表記が採用されていましたが、2007年6月にもともとの呼称である「いおうとう」に変更となりました。
    活火山の火山島で、島名は、島の至るところで見られる硫黄に由来しています。周囲の島々と合わせて火山列島(硫黄列島)と呼ばれる列島を形成しています。硫黄島周辺にはサメの存在が確認されており、全島で遊泳が禁止となっています。

    現在、海上自衛隊と航空自衛隊の基地が置かれていて、基地関係者以外の民間人の全島への立ち入りが制限されています。

    硫黄島(小笠原諸島)の歴史

    2006年の映画「硫黄島からの手紙」(渡辺謙、二宮和也らが出演)は、国際的な賞を受賞し、国内外問わず注目を集めました。
    第二次世界大戦中に激戦地となった硫黄島は、日本軍の物資不足や、地熱の暑さ、硫黄の充満に加え、飢えや病気に苦しめられました。本土防衛の最前線であったため、本土決戦を遅らせることになると信じ、日本兵は苦しい戦いを続け、アメリカ軍と一か月以上交戦しました。戦争の残酷さや悲惨さを伝える島の一つです。

    現在、硫黄島島民平和記念公園が設置され、日米合同で慰霊祭が行われています。戦争遺構が島全体に残っており、遺骨収集など一般の人でも参加できるツアーが不定期に行われているようです。
    戦争は過去のことですが、これからも島の存在が、後世に戦争の悲劇を伝え続ける役割を果たしてくれるでしょう。

    硫黄島(小笠原諸島)への行き方

    現在、硫黄島に一般人が上陸することはできません。
    自衛隊員や気象観測のために訪れる気象庁職員などの政府関係者、そして年に一度の戦没者追悼式に参加する兵士の遺族などに上陸が許可されています。自衛隊から定期的に求人募集がかかることがあるので、採用されれば上陸することは可能です。
    また、東京都は、硫黄島旧島民の心情に報いる措置として、年2回(春・秋彼岸)、航空機を利用した日帰りによる墓参を実施しています。
    さらに、定期船「おがさわら丸」による硫黄島訪島事業を、平成9年度より年1回 (6月)実施しています。

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    硫黄島(小笠原諸島)の天気

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