
礼文島とは?
礼文島(れぶんとう)は、北海道の北部にある豊かな自然に恵まれた島です。
日本最北端にある2つの島のひとつとして知られ、観光ツアーの多くが利尻島(りしりとう)とあわせて訪れるものになっています。
名前の由来は、アイヌ語で「沖の島」を意味する「レプン・シリ」から。利尻島の北西に位置しています。
最高峰の礼文岳は標高490mと比較的低いものですが、夏でも冷涼な気候のため、海抜0メートル地帯から約300種類の高山植物が咲き乱れます。そのため、別名「花の浮島」と呼ばれています。島の西部は、利尻礼文サロベツ国立公園の一部に指定されています。
高山植物を観察できるトレッキングコースも整備されています。「久種湖畔スキー場」は、日本最北端のスキー場として知られています。
また、新鮮な海の幸が有名で、グルメにもオススメの島です。
礼文島の固有種

礼文島には、たくさんの植物が固有種として存在しています。
礼文岳の高山植物には、礼文小桜、礼文敦盛草、礼文金梅草など「レブン〜」という名前が付いているものも多くあります。
礼文島への行き方
礼文島へのおもな交通手段は、船。遠方からは、利尻島の利尻空港を利用すれば、空路でのアクセスも可能です。
航路
ハートランドフェリー(旧・東日本海フェリー)
2つの航路でフェリーが就航しています。
- 稚内~礼文島(香深):2,370円から
- 利尻島(鴛泊・沓形)~礼文島(香深):850円から
※運賃は、座席によって異なります。
時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくはハートランドフェリーのページをご覧ください。
空路
現在、礼文空港の運用休止のため、利尻島にある利尻空港を利用し、北海道内の空港(2つの路線)からアクセスすることが可能です。
新千歳空港〜利尻空港
ANAウイングス(AKX)
運賃:約25,000円
所要時間:約50分
丘珠空港〜利尻空港
北海道エアシステム(HAC)
運賃:約25,000円
所用時間:約55分
基本、1日1便。時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくは各航空会社のページをご覧ください。
礼文空港
2003年(平成15年)4月以降定期便は未就航。
2009年(平成21年)4月9日より2021年(平成33年)3月31日まで運用休止。