
神島とは?
神島(かみしま)は、志摩諸島の一つで、三重県鳥羽市に属しています。周囲は約4km、人口は約500人。古くから神が宿る島として信仰されています。以前は、歌島(かじま)、亀島、甕島など様々な呼ばれ方をしていましたが、神が支配する島として信じられ、「神島」へと名前を変えました。おもな産業は、漁業と観光業です。
本土の鳥羽港からは14kmほどの距離にあり、比較的アクセスしやすい島です。島内にある八代神社には、古墳時代から室町時代のたくさんの神宝が秘蔵されています。毎年元旦未明に行われる「ゲーター祭り」は、南北朝時代の太陽信仰とも言われ、1975年に三重県の無形民族文化財として登録されています。
三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になったことでも有名で、5回行われた映画化ではロケ地となりました。同作品中では歌島(うたじま)として登場します。若い男女が幾多の困難を乗り越えて、愛し合う純愛作品であり、2006年には恋人の聖地の30か所の1つに選ばれました。
神島の観光地
神島灯台
海の難所といわれる伊良湖水道の安全を見守ってきた灯台。「日本の灯台50選」にも選ばれています。
「恋人の聖地」のプレートが設置されているため、たくさんのカップルが訪れます。
監的哨跡
戦時中に旧陸軍が伊良湖から撃つ大砲の試着弾を目視して確認するために利用されていた施設。
『潮騒』のクライマックスに登場し有名に。三島由紀夫の世界観を感じることができるスポットです。
カルスト地形
石灰岩が風化してできた独特の景観。白い塔のようにそびえ立つカルスト地形の岩肌に海の青さのコントラストが神秘的。
夏の緑の草木や秋の紅葉と合わせて、彩りが楽しめます
神島への行き方
島へのアクセスは船を利用します。
伊良湖または鳥羽港から定期船や観光船が出ています。
伊良湖〜神島
伊良湖港から、神島観光汽船が、毎日2〜4便運行。
所要時間:15分 運賃:片道1500円
鳥羽港〜神島
鳥羽港(佐田浜)から、鳥羽市営定期船が、毎日4便運行。
所要時間:約30分 運賃:片道730円
※時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくは運航各社のページをご覧ください。
神島の記事一覧
神島の天気
※実際の気象状況と予報の間には差異が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
神島のレストラン
準備中神島の宿泊施設









