西ノ島(隠岐諸島)

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    西ノ島、摩天崖と隠岐牛
    西ノ島、摩天崖と隠岐牛

    西ノ島(隠岐諸島)とは?

    西ノ島(にしのしま)は、隠岐諸島の一つの島で、島根県隠岐郡に属しています。隠岐諸島には、隠岐の島町で構成される「島後」と、3つの有人島からなる「島前」があり、西ノ島町は島前に属します。島の面積は約55.98㎢、人口は約3000人の比較的大きい離島です。隠岐郡内4町村では隠岐の島町に次ぐ2番目に大きな町で、島前地区の産業・交通の中心地となっています。おもな産業は、漁業・畜産業・観光業です。

    歴史は古く、古代から国が築かれていました。島内にある由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)は、『続日本後紀』承和9年(842年)条に記述があり、延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では、隠岐国知夫郡に「由良比女神社 名神大 元名和多須神」と記載され、名神大社に列しています。平安時代・鎌倉時代には、流刑の地として定められ、歴史の動乱の中で、数多くの身分の高い人々がこの島にたどり着きました。本土から流された高官や知識人の影響を受けたため、本土に遅れずして島の文化や風俗が発展をとげることができたとされています。江戸時代には、北前船の風待ちの島として、江戸に向かう船が多数停泊。上方文化の影響も色濃く受けています。

    日本有数の漁場として知られています。巻き網、定置網、一本釣り、刺し網、かにかご、採貝藻、いわがき養殖などの漁業を行い、高い漁獲高(30〜40億円規模)を誇ってきました。しかし近年、漁獲量の現象や環境破壊などで漁獲高が低迷の傾向にあり、マダイやアワビなどの放流や植林活動を行うなど、漁場の保全に取り組んでいます。

    以前は、本土から島までの輸送手段がなく、島内での自給自足を余儀なくされ、畑が多く存在していました。そこに雑草取りや、糞尿を肥料とするために、牛が放牧され畜産業が始まりました。耕作地は減少していますが、現在でも牛の放牧は盛んです。

    焼火山(たくひやま)が最高峰で、標高451.7メートル。西ノ島は火山の噴火でできた島で、噴出した溶岩が冷えて固まるを何度も繰り返した結果、海岸沿いには断崖絶壁による湾が形成されているなど、雄大な自然を感じることができます。世界ジオパークに認定されています。

    西ノ島(隠岐諸島)への行き方

    島へのアクセスは船を利用します。

    [航路]

    七類港・境港(本土)〜別府港(西ノ島)間で、隠岐汽船のフェリーまたは高速船が運行されています。
    七類港・境港へは、フェリー接続バスの利用が便利です。松江駅発着便(バス会社:一畑バス)、米子駅発着便(バス会社:日ノ丸自動車)があります。

    フェリー:所要時間約3時間、運賃2920円〜
    高速船:所要時間約2時間、運賃5760円〜

    入渠(ドック)のため休航期間あり。

    ※時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくは運行会社のページをご覧ください。

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    西ノ島(隠岐諸島)の天気

    ※実際の気象状況と予報の間には差異が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

    西ノ島(隠岐諸島)のレストラン

    準備中

    西ノ島(隠岐諸島)の宿泊施設