
野々島(浦戸諸島)とは?
野々島(ののしま)は、宮城県塩竈市の浦戸諸島に属する島です。浦戸諸島のほぼ中央に位置しています。周囲はおよそ9km、人口は約100人の小さな島です。
浦戸諸島の行政・生活の中心でもあり、研修室や体育館、調理室なども備えた塩竈市の出先機関の浦戸諸島開発総合センター(別名:ブルーセンター)や、浦戸診療所、唯一の学校である浦戸第二小学校、浦戸中学校があります。
熊野神社のキリシタン仏、謎の洞穴群、内海長者の伝説など多くのミステリーがあり、熊野神社は、一見普通の小さな神社ですが、裏側に回ると小さなキリシタン仏があり、禁教令が出されていた時代に隠れキリシタンたちが拝んでいたとされています。椿のトンネルや陰田島など神秘的な景観も魅力です。
また、フラワーアイランドとして知られている野々島では、ボランティアによるラベンダーなどのハーブを中心とした植栽活動が盛んに行われています。「フラワーアイランド野々島構想」が平成16年から始まり、島おこしの一貫として、島内の小学生たちとボランティア団体が協力し、放棄された農地や休業している農地を利用して、花々が栽培されています。
野々島(浦戸諸島)の観光地
洞穴群(ボラ)
野々島を歩くといたる所に洞穴を見かけます。地元では、この穴のことを「ボラ」と呼んでいます。過去に防空壕や倉庫などに使用されたという話があり、さらにそのまた昔には密貿易を行い巨万の富を洞穴に蓄えたという内海長者の伝説もありますが、実際には、作られた時期や目的は謎となっています。
現在、多くの穴は民家の倉庫や漁具の資材置き場として利用されています。観音堂もそのひとつ。多数の洞穴が残っています。
椿のトンネル
春の浦戸の名物「椿のトンネル」は、自生するヤブツバキに覆われたトンネル状の椿の道。花が一面に落ち、真っ赤に染まった道もまた風情があります。道端には野仏などもあり、歴史が感じられます。
野々島(浦戸諸島)への行き方
島へのアクセスは、船のみ。
[航路]
塩竈港〜野々島港間で、1日7便運行されています。
所要時間:約30分
運賃:550円
※時期により運行時間・料金等が変更になりますので、詳しくは運航会社のページをご覧ください。
詳しくはこちら→塩竈市営汽船
野々島(浦戸諸島)の記事一覧
野々島(浦戸諸島)の天気
※実際の気象状況と予報の間には差異が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
野々島(浦戸諸島)のレストラン
準備中野々島(浦戸諸島)の宿泊施設



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