
生物多様性の保全において、顕著な功績のある5団体を表彰。
公益財団法人イオン環境財団により、厳正な審査のもと、第5回「生物多様性日本アワード」の優秀賞が決定しました。
離島のプロジェクトとしては、高知県柏島(かしわじま)のNPO法人黒潮実感センターによる、「高知県西南端柏島・島が丸ごと博物館(ミュージアム)持続可能な里海づくり」が優秀賞を受賞しています。
第5回「生物多様性日本アワード」優秀賞
- NPO法人 黒潮実感センター:
「高知県西南端柏島・島が丸ごと博物館(ミュージアム)」持続可能な里海づくり - 宮城県漁業協同組合:
国際養殖認証の取得を通じた持続可能で高品質なマガキの養殖生産 - 一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB):
企業における生物多様性主流化のためのツールやガイドラインの開発 - トンボはドコまで飛ぶかフォーラム:
トンボはドコまで飛ぶかプロジェクト - 学校法人山陽学園 山陽女子中学校・高等学校 地歴部:
瀬戸内海の海底ごみ問題の解決に向けての女子中高生の挑戦
「生物多様性日本アワード」とは?

「生物多様性日本アワード」は、生物多様性の保全と持続可能な利用の推進を目的として、国連生物多様性条約事務局とのパートナーシップ協定のもと実施されているものです。
このアワードは、2010年に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋で開催されるのを契機に、2009年に創設した国内賞で、2010年に創設した国際賞「The MIDORI Prize for Biodiversity(生物多様性みどり賞)」と隔年で開催されています。
第5回を迎えた今年は78件の応募があり、審査委員会による厳正な審査の結果、顕著な功績のある5団体が顕彰されます。9月26日には、国際連合大学(東京都渋谷区)において授賞式を開催し、優秀賞の表彰にあわせ、傑出したプロジェクト1件をグランプリとして発表。授賞式では、各受賞団体よる活動内容のプレゼンテーションが予定されています。
イオン財団では、このアワードにより生物多様性に関するさまざまな取り組みを主流化させるとともに、いのちあふれる美しい地球を次代に引き継ぐため、今後も環境保全活動に取り組んでいく、とのことです。
第5回「生物多様性日本アワード」概要
- 主催:公益財団法人イオン環境財団
- 後援:環境省、国連生物多様性の10年日本委員会
- 応募資格:日本国内の団体・組織・企業・個人(複数の団体・組織による共同の取り組みを含む)
- 対象活動:生物多様性の保全、生物多様性の持続可能な利用、生物多様性の普及・啓発
- 顕彰内容:
グランプリ1件:表彰状、副賞200万円
優秀賞4件:表彰状、副賞100万円 - 授賞式:
〈日時〉9月26日(火)14:00~18:00
〈場所〉国際連合大学 ウ・タント国際会議場
アワードの詳細、ご出席のお申し込みは、公益財団法人イオン環境財団公式サイトをご覧ください。
http://www.aeon.info/ef/
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