対馬で頑張る人々 – 対馬コノソレ代表 須澤佳子さん

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日本の離島で頑張る人、日本の離島に関わる人を応援したい! そんな想いでリトレンゴ編集部では「離島で頑張る人々」を取材することに。

第一弾は、東京から対馬に移住した、特定非営利活動法人 對馬次世代協議会(通称:対馬コノソレ)理事長・須澤佳子さんの活動を密着取材させていただきました!

特定非営利活動法人 對馬次世代協議会(通称:対馬コノソレ)理事長・須澤佳子

須澤佳子(すざわ・けいこ)さんプロフィール

1978年生まれ、東京都出身。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了後、福岡にある青汁などの健康食品会社に就職。商品開発から味作り、コマーシャルに至るまで携わる。平成23年、対馬市が採用した島おこし協働隊の1期生として来島。地域の若者たちと共に任意団体を発足、地域素材を生かした商品開発を通じて対馬をPRする。現在、特定非営利活動法人對馬次世代協議会(対馬コノソレ)の2代目の理事長で、統括プロデューサー。厳原町天道茂在住。

須澤さんが対馬に来たきっかけは、東日本大震災のとき。前職で作物を有機栽培するところから、基礎研究、応用、商品の開発や販売宣伝にまで関わっていた中で、島や村で作られている特色ある素材の魅力を知る。元々農業やバイオベンチャーで起業したいという想いがあったところ、対馬で人材の募集があり、その中の一つに薬草開発の担当があって、強く興味を引いたのだとか。

商品開発に携わっていた須澤さんは、東日本大震災が起きたときに東日本の素材が使えなくなり、日本中が西日本に目を向けたのをきっかけに、西日本、しかも西の端にある対馬の素材を使って商品を開発してみたい! という想いから、対馬行きを決めたんだそうです。

今では対馬のブルーベリーを使ったサイダーや、島のびわを使ったシャーベット、対馬の赤米を使ったアイス、そして対馬のそばの葉を使ったそば青汁などを開発・販売しています。

須澤さんの1日〜そばの葉収穫と加工

そんな須澤さんの1日に密着してみました! この日はちょうどそば青汁の収穫&加工の日。

須澤さん自ら収穫に向かいます。

そばの葉刈り取り
そばの葉刈り取り

炎天下の中、もくもくとそばの葉を収穫する須澤さん。手際も良く、さすが慣れていらっしゃる! という感じです。

そばの葉を茹でる釜
そばの葉を茹でる釜

収穫後の加工もスタッフと一緒に自ら動きます。大きな釜でそばの葉を茹でる仕事も、なんのその!

乾燥されたそばの葉
乾燥されたそばの葉

乾燥させ、粉砕するところまで自らの手で行います。究極の手作りですね!

夕方ごろまで収穫・加工ののち、事務所に戻って事務作業…これが夜まで続くのですが、ご本人曰く「好きで楽しいことをしているので全く辛くない」とのこと。

須澤さんの対馬への「好き」の気持ちは誰よりも強いようです。

対馬のファーマーズマーケットへ出店! 地元の方々との交流も

また別の日、須澤さんは対馬のファーマーズマーケットへ対馬コノソレとして出店。

対馬の素材を使って作った商品を、対馬のみんなに食べてもらおうとお店の準備から販売までお一人で担当。

対馬の古民家でファーマーズマーケットは開催されました。

ご自身でレイアウトから販売まで。愛着のある商品を直接お客さんに販売できるのが嬉しいんだとか。

島の方がたくさん来て、商品を買われていきました。

対馬のゴミ拾いボランティアも!

須澤さんの所属団体・対馬コノソレでは、定期的に対馬の街のゴミ拾いボランティアを行なっているんだそう。 「コノソレ」とは対馬弁で「子どもたち」の意味。 次の世代、その次の世代の子供たちのために、きれいな対馬を残したい、という思いで続けているそうです。

街のあらゆるところに落ちている空き缶やポイ捨てタバコなどを、みんなで拾って回ります。

取材時は49回目のゴミ拾いで、対馬高校の国際交流コースの1,2年生女子と、初参加の対馬の方が2名、そしてリトレンゴ編集部員も参加させていただきました!

こんなところまで降りてゴミ拾い!

対馬の町を愛するからこそのボランティア。須澤さんの対馬愛が伝わるボランティアイベントでした。

リトレンゴ編集部では離島で頑張る人を応援します! これからも多くの離島で頑張る人のインタビューをしていきますね!

 

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公式旅ライター SYO
日本と世界を旅する、旅ライター。行った国は20ヶ国以上。世界遺産めぐりが趣味。旅好きなのに体力は人の100分の1で運動音痴なため、パーソナルトレーナーの指導の元トレーニング中。最近は筋肉インスタ多め。愛機はSONY α7。猫好き。