世界遺産登録後の「黒島の集落」~知っておきたい無料シャトルバスとトイレ情報~

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祝・世界遺産登録
港には祝・世界遺産登録決定のバナーが掲げられていました。

2018年6月30日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産(世界文化遺産)に登録されました。

リトレンゴが特集をお届けしている長崎県佐世保市の「黒島の集落」も、その構成資産のひとつです。

今回は、世界遺産登録直後の黒島へ再び取材に行ってきた様子と、これから訪れる方に役立つ島内のシャトルバスとトイレ情報をお届けしたいと思います。

世界遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は12の構成資産から成り立ちます

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は12の構成資産から成り立ちます。

長崎空港には、その代表的な8つの写真を入れたバナーなどがあちこちで見られました。

「黒島の集落」は、黒島天主堂の写真が使われています。

さるくシティ4〇3アーケード
さるくシティ4〇3アーケードの様子

また、佐世保市内のさるくシティ4〇3アーケードにも大きなバナーが掲げられていました。

こちらの写真は、黒島を上空から写したものです。

登録が決定した6月30日には、世界遺産委員会の審議の模様をインターネット中継で見守るパブリックビューイングが長崎県庁や関係市町で開催されたそう。

街全体で世界遺産登録を心待ちにしていたようですね。

世界遺産登録直後の黒島

祝・世界遺産登録
港には祝・世界遺産登録決定のバナーが掲げられていました。

こんなに盛り上がっていては、さぞかし黒島も観光客で溢れかえっているのでは?と思いましたが、私たちが訪れた登録決定翌週末には、甚大な被害をもたらした大雨などの悪天候が続いたことも影響したのか、フェリーは前回の取材時よりも空いていたほど。

港では「祝・世界遺産登録決定」のバナーが出迎えてくれ、登録の熱気を感じると共に、以前と同じゆったりとした時間が流れていました。

ただ、黒島ウェルカムハウスで聞いてみると、問い合わせが増えているそう。

これから夏休みやお盆休みに黒島観光を予定している人、また団体ツアーなどの計画も予想されます。

特に「黒島の集落」は黒島天主堂が2018年11月1日から耐震化・保存修理工事が予定されていますから、見学可能期間ギリギリになると混雑しそうですね。(2018年11月1日から2020年10月末までの工事中は敷地の外に見学台が設置されます。)

黒島をゆっくり観光したいなら今がチャンス!

ぜひ、住民の祈りの場として生活の中で大切にされてきた黒島天主堂の静謐な空気を感じてみてください。

黒島天主堂の見学は事前予約が必要です。

■教会見学の事前連絡についてのお問合せ■
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
TEL 095-823-7650 (9:30~17:30)
https://kyoukaigun.jp/

黒島島内観光の足となる無料シャトルバス

黒島 観光 無料シャトルバス
黒島では7月8月に無料シャトルバスの運行がされています。

黒島島内は路線バスやタクシーがありませんから、フェリーに車を積んでいく、もしくは徒歩やレンタサイクルが移動手段でした。

今年の夏は暑いので、徒歩やレンタサイクルでの移動は厳しそう……と考えた方に朗報!

今回の世界遺産登録に伴い、黒島では無料シャトルバスの運行がスタートしています。(現在は7月、8月の週末とお盆の運行予定)

シャトルバスは、1日6便、黒島漁港⇔黒島天主堂の直通と島内循環の2ルート。

島内循環ルートは、天主堂だけでなく、根谷のサザンカ、串ノ浜岩脈、蕨展望所などの黒島の観光スポットへのアクセスもサポートしてくれます。

黒島 シャトルバス乗り場
無料シャトルバス乗り場はこの立て看板が目印

無料シャトルバスのバス停には、この立て看板があります。

黒島漁港のシャトルバス乗り場は観光案内所である黒島ウェルカムハウスの横ですから、まず島に着いたら黒島ウェルカムハウスで島内マップを入手し、各バス停の場所をチェックするのがオススメ。

黒島を訪れた観光客はアンケートを記入することで、無料でバスを利用することが出来ます。

シャトルバスの車両には、路線バスではなく小型観光バスが利用されていました。これならきっとバスツアーのような感覚で島内を巡ることができるはず。

シャトルバスは島民の方も利用されることがあるようなので、もしかしたら乗り合わせた地元の方から黒島のことが聞けるかもしれません。

無料シャトルバスの時刻表は黒島観光協会のホームページからチェックできます。

7、8月のシャトルバス運行について(黒島観光協会のホームページ)

黒島島内のトイレ情報!「おもてなしトイレ」も用意されています

黒島トイレ情報
黒島島内で観光客が利用出来るトイレは7箇所あります

観光地を訪れる時、アクセスと共にチェックしておきたいのがトイレ。

自然のアクティビティが中心である離島では、都心と同じ感覚でトイレを利用することが出来ません。

黒島観光協会では、そんな観光客の事情に配慮し「おもてなしトイレ」を整えています。

黒島おもてなしトイレ情報
こちらの施設でトイレを借りることが出来ます。

海鮮味処さざんか、Cafe海咲(みさき)、ストアーふじむら、山した旅館、黒島支所黒島公民館の5箇所では、「おもてなしトイレ」としてトイレを利用することが可能。

慣れない島で「トイレに行きたい!どうしよう……」と困った時に助けてくれそうですね。

世界遺産 黒島 トイレ情報
「黒島おもてなしトイレ」ののぼりが目印。

「おもてなしトイレ」として協力している施設や店舗には、こちらののぼりが出ています。(写真は、海鮮味処さざんか)

トイレが見当たらないというのは、本当に困る状況。

そんな私たちにトイレを貸してくださるというのは、何より助かる「おもてなし」ではないでしょうか。

黒島天主堂 公衆トイレ
黒島天主堂の駐車場近くには公衆トイレがあります。

また、観光客が一番訪れる機会があるだろう、黒島漁港の黒島ウェルカムハウス横と黒島天主堂の駐車場近くには綺麗な公衆トイレがあります。

「おもてなしトイレ」と共に黒島観光に役立ててください。

黒島は観光客に優しい離島の観光地

世界遺産 黒島 観光
黒島は安心して楽しめる離島の観光地。

黒島は、世界遺産登録によって観光客が増えることも見据え、その受け入れ体制を整えている、観光客に優しい離島のように感じました。

それは、黒島の島民の方々の気質に通じる優しさ。

世界遺産に登録された「黒島の集落」を観たいと訪れる人達を、不便がないよう、快適に過ごせるようにサポートしてくれていると思います。

長崎県佐世保市の黒島は、海や山のアクティビティではなく観光を目的に訪れる離島。

それは、離島ファンの人はもちろん、これまで離島に縁が無かった人にも新しい楽しみをもたらしてくれるはずです。

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