世界遺産がある黒島(佐世保)に辛〜い新名物誕生!素材にこだわった「黒島らー油」と「二味唐辛子」

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黒島天主堂含む、「黒島の集落」が、2018年7月に世界文化遺産に登録されました。
世界文化遺産に登録後、佐世保市の黒島は県内外からさらに注目を集めています。

その黒島で新たな特産品が誕生しました。
島内で栽培される唐辛子を作った、「黒島らー油」と「二味唐辛子」です!
島内にある、興禅寺のご住職が考案し商品化されました。
原料の唐辛子は全て”黒島産”にこだわっており、その他の原料も長崎産を使用し手間をかけて製造されています。

そんな、新名物「黒島らー油」と「二味唐辛子」についてご紹介します。

辛くて美味しい黒島らー油と豊かな香りの二味唐辛子

「黒島らー油」と「二味唐辛子」は、「曹洞宗興禅寺」のご住職である、黒島山本舗の伊東盛弥(いとうせいや)さんによって考案されました。
伊藤さんの「黒島の住民に収入を得られる仕事を。」という思いから、黒島らー油や二味唐辛子の製造を開始されました。

今は、黒島もしくは、本土の一部地域でしか手に入りませんが、将来的には「長崎新名物」として長崎市内や、長崎空港など長崎のお土産の新定番として販売していく計画なのだそうです。

材料は全て国産!完成までに2ヶ月かける「黒島らー油」

らー油の原料となる、唐辛子は黒島で栽培され、にんにくやしょうが、白ごまなど全て国産にこだわって作られています。
再来年には原料の全てを「黒島産」にできるよう取り組まれています。

らー油の製造工程には、材料を2ヶ月油に漬け込む期間があり、素材の味や香りをしっかり吸収させていきます。

出来上がったらー油は、毎日何にでもかけて食べるという人もいるほど、島民の方々にもこ好評。料理の味を引き立て、ピリッとした辛味と、素材の香りがくせになります。
島民の間では、食卓・お土産の定番として定着しつつあるそうです。
作るのに時間がかかる故に、流通量も少なめなので、黒島に行ったらぜひ手にとって欲しい一品です。

唐辛子と柑橘の香り。お吸い物、そば、うどん、出汁との相性◎

「二味唐辛子」はらー油と同じく黒島で栽培された「唐辛子」と、長崎県産の陳皮(ちんぴ)と言われる「みかんの皮」の2つの原料で作られます。
一般的に「一味唐辛子」や「七味唐辛子」が有名ですが、黒島では唐辛子とみかんの皮だけでつくるので「二味唐辛子」となります。

唐辛子の程よい辛味と、みかんの皮から醸し出す柑橘の香りは非常にバランスがよく
都内で開催された「全国の島々が集まる祭典アイランダー」でも、のどぐろのスープに二味唐辛子を加えて提供された際には、出汁の味を引き立てる二味唐辛子が高く評価されました。

番外編!黒島天主堂と合わせて行きたい長崎の天主堂

黒島天主堂の他にも、長崎には世界文化遺産に登録された教会や天主堂が存在します。
その中でも今回は長崎市内にある、大浦天主堂と、五島列島の真ん中にある奈留島(なるしま)の「江上天主堂」についてご紹介します。

国宝でもある大浦天主堂は潜伏キリシタンの中心的存在(長崎市内)

長崎市内にある「大浦天主堂」は、日本に現存するキリスト教建築物としては最古の教会堂です。長崎駅からのアクセスもよく、近くに明治日本の産業革命遺産の構成資産である「グラバー邸」もあり、長崎では欠かせない観光地の1つになっています。

大浦天主堂は「日本二十六聖殉教者聖堂」の正式名称があり、1597年豊臣秀吉の時代に禁教令のために処刑され殉教した、26人が聖人に捧げられたものです。
1865年に殉教地となった「西坂」の方向に向けて建てられました。

また、建設の翌年には、潜伏キリシタンたちがキリスト教信者であることを大浦天主堂の神父に告白した出来事は「信徒発見」として歴史に残されています。
黒島の出口大吉も、大浦天主堂を訪れ黒島にキリスト教信者がいることを伝えました。
黒島天主堂の歴史についてはこちら

大浦天主堂は、洋風建築輸入の初頭を飾る代表的な建築物であり、教会群の中でも非常に大きい天主堂となっています。

島民たちによって建設された江上天主堂(五島列島・奈留島)

国の重要文化財に指定されており、「奈留島(なるしま)の江上集落」として世界文化遺産の構成資産としても登録されています。

奈留島は、五島列島の真ん中に位置する島です。松任谷由実さんが奈留島にある高校の校歌を作ったことで話題になった島でもあります。

奈留島には、木造で建築された天主堂「江上天主堂」があります。
江上天主堂は島の山あいにひっそりとたたずむ教会です。

クリーム色の板壁に、水色の窓枠が印象的で森の木々とのコントラストが美しい江上天主堂は、島民たちが自分たちのために1から作り上げた教会です。

江上天主堂にはステンドグラスはありません。
しかし、島民たちが、ステンドグラスの代わりに透明ガラスに花を描くなど、島民たちの思いの詰まった教会です。

潜伏キリシタンの島民たちが作りあげた教会を実際に触れて感じてみてはいかがでしょうか?

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