世界遺産「黒島の集落」潜伏キリシタンが祈りをささげた黒島天主堂(黒島教会)で朝ミサを見学しました

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2018年夏に世界遺産(世界文化遺産)に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。

その中のひとつである「黒島の集落」は、
長崎県の九十九島(くじゅうくしま)で一番大きな島「黒島」の歴史や建造物、そして島に住む人々の生活を資産とし世界遺産として登録されました。

そんな「黒島の集落」で最も象徴的な建物が、「黒島天主堂(黒島教会)」です。

黒島天主堂の歴史について詳しくはこちら。

黒島天主堂は、長崎県佐世保市の黒島にあるカトリック長崎大司教区の教会およびその聖堂である。正式名称をカトリック黒島教会(くろしまきょうかい)といい、至聖なるイエズスの聖心教会、イエスのみ心教会の別名もある。

(参照元:ウィキペディア「黒島天主堂」)

今回は特別に、朝ミサを見学させてもらいました。

 黒島の朝はミサ(礼拝)から始まる

早朝6時。朝ミサの開始に合わせ黒島天主堂を訪れました。
駐車場に車を止め、坂道を登り教会へ向かいます。

ミサは、カトリック教会においてパンとぶどう酒を聖別して聖体の秘跡が行われる典礼(祭儀)。司教または司祭が司式し、信者全体が捧げるものとして位置づけられており、カトリック教会で最も重要な典礼儀式である。

ウィキペディアより引用(参照:ウィキペディア「ミサ」)

特別に見学の許可をいただいておりますが、
ミサ及び教会は神様に祈りを捧げる神聖な場であることを心得、少し緊張をしながら教会へ足を踏み入れました。

入ってすぐ目に入る、大きな貝殻に水が入った容器。
こちらは「聖水盤(せいすいばん)」といい、信者さん達が聖堂に入るときに十字を切って身を清めるために使うものだそうです。教会に入った信徒さん達は、聖水盤の水に指を浸し、上、下、左、右に十字架を切ってから着席します。

教会内は、ベールを被った信徒さんが祈りを捧げる姿と、美しい装飾が飛び込んできます。
神父様の優しい声が響き渡り、シスターがオルガンを演奏し皆で賛美歌を歌っていました。

黒島天主堂の建築物の魅力について詳しくはこちら。

黒島天主堂の朝ミサを見学した感想

実は私、生まれて初めてミサを見学させてもらったのですが、
神聖な空気の中で、皆で祈りを捧げる姿や、美しい教会の中で響く賛美歌や神父様の聖書の言葉を聞き、今まで感じたことのない不思議な感覚を覚えました。

またミサ以外でも、放課後に子供達が教会で神父様から聖書のことを学ぶ「お稽古」や、地域のイベントで神父様をとても慕っている姿を見て、「黒島の集落」がなぜ世界遺産のひとつとして登録されたのか、自分なりに考えを巡らすきっかけとなりました。

2018年11月から耐震工事が始まりますが、
工事が始まる前に黒島天主堂に足を運び、潜伏キリシタン達も祈りを捧げた歴史的なこの場所を訪れることをおすすめします。
(※あくまで個人の感想です。)

黒島天主堂を見学するには

最後に、黒島天主堂の見学予約のご案内です。

黒島教会 世界遺産登録

教会行事(ミサ、葬儀等)により見学できない場合や、一度に多くの見学者を受け入れられない場合もあるため、必ず「2日前」までに事前連絡を行ってください。

■教会見学の事前連絡についてのお問合せ■
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
事前予約はこちら
TEL 095-823-7650 (9:30~17:30)
https://kyoukaigun.jp/

見学時には以下をお守りください。
・教会は「祈りの場」です。必ず見学のマナーを守り静かに過ごしましょう。
・写真撮影は原則禁止となっております。(今回は取材のため特別に許可をもらい撮影しています。)

また黒島天主堂は耐震化・保存修理工事のため、
以下の期間は教会敷地内への立ち入りの制限し、建物の見学は外部の見学台からとなります。
2018年11月1日(木)〜2020年10月末(予定)改修工事の日程

工事が始まる前にぜひ見学してみませんか?

黒島へのアクセスはこちら
※フェリーに乗船する、相浦桟橋の駐車スペースには限りがあります。ご注意ください。

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