世界遺産登録で大注目!玄界灘に浮かぶ神宿る島「大島」(福岡・宗像)でパワーチャージの旅をしよう!

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宗像大島

九州本土から6.5㎞離れた福岡県で一番大きな離島大島。2017年7月「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に登録され、今、国内外から注目されている島です。

大島では歴史的に重要な建物やパワースポットはもちろん、自然豊かで、風光明媚な島の風景を楽しむことができます。

玄界灘に浮かぶ神秘の島 大島の魅力について紹介します。

大島へのアクセス

福岡県宗像市にある神湊から船で大島に渡ります。宗像市は福岡空港と北九州空港のちょうど中間地点になりますが、アクセスは福岡空港からの方が便利です。

福岡空港から向かう場合、福岡市営空港線で博多駅まで行き、そこからJR鹿児島本線快速で東郷駅で下車。所要時間は40分弱。
北九州空港からは空港エアポートバスで小倉駅まで行き、そこからJR鹿児島本線快速で東郷駅へと少し遠回りになります。所要時間は90分ほど。

東郷駅から神湊までは路線バスで約20分です。

宗像大島
神湊から大島に向かう「旅客船しおかぜ」

神湊と大島を結ぶ船は、「フェリーおおしま」が5便と「旅客船しおかぜ」が2便、毎日運航しています。乗船時間は「フェリーおおしま」が25分、「旅客船しおかぜ」は15分です。運賃は大人(中学生以上) 560円、小児(1歳から小学生まで) 280円。
時刻表は公式ホームページをご参照ください。
大島渡船運航時刻表

荒海で有名な玄界灘。特に冬場は波が高く船はかなり波に翻弄され、上下、縦横、大きく揺れます。私が大島に出かけたのは2月。最初はデッキで写真を撮っていましたが、波しぶきがカメラにかかるし、どこかに捕まっていないと立っていられない状態だったので、後半は写真を諦め天然のジェットコースターを楽しんでいました。

港について船を降りると船内にいた同じツアーのメンバーはほとんどが船酔いでダウン。冬場に大島に渡る人は、防寒対策をしっかりしてデッキで過ごすのが良さそうです。地元の人からすると、「今日はまだマシ」とのことで、冬の玄界灘恐るべし!です。

「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の中の大島

世界遺産に認定された信仰の伝承

九州本土から約60キロメートル離れた玄界灘に浮かぶ孤島沖ノ島。古代から中国や朝鮮などの大陸と九州を結ぶ海のかけ橋として重要な役割を果たしていました。

ほんの15分船に乗っただけでも感じることができた玄界灘の厳しさ!現代と違い粗末な木造船で玄界灘を渡るのは大変な危険を伴っていたのでしょう。

中国と九州の間にある沖ノ島で海の安全を願う自然崇拝に基づく古代祭祀が発生したのも当然のことのように思えます。やがて三柱の女神への信仰へと変化。禁忌を守り現代まで信仰が継続され、神職以外の立ち入りが規制されていたため、沖ノ島には古くからの祭祀遺跡が良好な状態で残っていました。

信仰の文化的伝統の形成と継承の過程がわかっている、世界でも例のない遺産群、それが宗像・沖ノ島と関連遺産群なのです。

宗像大島
大島港から見える宗像大社中津宮の鳥居

宗像・沖ノ島と関連遺産群は、沖ノ島宗像大社中津宮沖津宮遥拝所宗像大社辺津宮新原・奴山古墳群で構成されていて、大島には宗像大社中津宮沖津宮遥拝所があります。

宗像三女神信仰

海の神・航海の神として信仰されている宗像大社は、長女の田心姫神(たごりひめ)、次女の湍津姫神(たぎつひめ)、三女の市杵島姫神(いちきしまひめ)の三女神の総称です。三女神は、それぞれ沖ノ島の宗像大社沖津宮、大島の宗像大社中津宮、宗像市にある宗像大社辺津宮に祀られています。

宗像大島
大漁旗をはためかせて進む漁船の姿は壮観です。

毎年10月1日、宗像大社辺津宮に祀られている市杵島姫神が、田心姫神湍津姫神を迎える「みあれ祭」が行われ、大島から神湊まで数百隻の船が豊漁や海の安全を祈願して海上を進みます。雄大なパレードは毎年多くの観光客が見学に訪れるそうですが、この光景は確かに一度は自分の目で見てみたいですよね!

湍津姫神が祀られている「宗像大社中津宮」

宗像大島
宗像大社中津宮本殿

大島港から徒歩5分ほどの場所にある宗像大社中津宮。三女神の次女湍津姫神が祀られています。こちらでは宗像大社中津宮の御朱印と、渡島が禁止されている沖ノ島にある宗像大社沖津宮の御朱印をいただくことができます。

宗像大島
宗像三女神の御朱印が揃いました。

宗像大社辺津宮は神湊のすぐ近くにあるので、九州本土に戻った時に忘れずにいただいてきましょう。

沖ノ島をのぞむ「沖津宮遥拝所」

宗像大島

厳格な禁忌によって守られてきた沖ノ島の宗像大社沖津宮は、渡島が難しく、また女人禁制の島のため、海を越えて遙拝する場所として沖津宮遥拝所が大島の北側に設けられました。2017年に一般男性も立ち入り禁止となったため、現在はここが宗像大社沖津宮を拝める唯一の場所となります。

よく晴れて空気の澄んだ日には、沖ノ島を望むことができます。見ることができた人はとてもラッキーなのだそうですよ。

宗像大島
右側にうっすらと沖ノ島の姿が見えています。

この日は見えたり見えなかったり…。そんなところも神秘的です。

まだまだ見どころいっぱいの大島

逢いたい人に逢える?!七夕発祥の地

宗像大島

実は大島は七夕伝説発祥の地といわれているんです。宗像大社中津宮の境内には天の川が流れ、両岸に牽牛神社・織女神社が祀られています。

【大島の天の川伝説】
昔、唐の国に出かけた貴公子が織女と恋仲となり一緒に日本に戻りましたが、身分違いのため離れ離れになってしまいました。貴公子が織女を想い日々を過ごしていると、神様が夢枕に立ち、大島の中津宮に来るようお告げを受けました。中津宮の天の川にたらいを浮かべたところ、水鏡に織女の姿が映り、毎日逢うために神仕えの身になったそうです。

男の子の赤ちゃんが欲しい人は牽牛神社に、女の子の赤ちゃんが欲しい人は織女神社にお参りすると願いが叶うといわれています。また、恋人が欲しい人は、こちらに参拝すると素敵な出会いがあるとか。逢いたい人に出逢えるパワースポットです。

好きな人と一緒に渡ると恋が叶う小夜島

宗像大島
朝陽に照らされた小夜島

こちらは恋愛成就のパワースポット。室町時代には連歌師宗祇の歌の題材にもなった小夜島。干潮時には陸続きになり、好きな人と手を繋いで渡ると幸せになれるといわれています。

豊かな自然に囲まれパノラマビューの絶景が楽しめる

宗像大島
島の北側からの風景

青い海に赤い風車がまるでヨーロッパを思わせる大島北部にある展望台からの風景。近くには市営牧場もあり牛やヤギの姿を見ることもできます。

宗像大島
島の南側からの風景。左は猫島でもある地島。

御岳山展望台からは地島、相島、長崎の壱岐などのほかに九州本土を見渡すことができ、お天気が良ければ福岡ドームや福岡タワーまで見ることができるそうです。

玄界灘の海の幸を味わおう

宗像大島
旅館の夕ご飯では食べきれない量の海の幸が並びます。

豊富な海の幸に恵まれた玄界灘に浮かぶ大島ですから、ここでの食事は当然海の幸満載!!

名物のクロアナゴは酢味噌をつけていただきます。アワビを三杯酢で食べるのが大島流。海の幸でお腹いっぱいになりそうですが、少しだけお腹に余裕を持たせておくべし!最後のご飯は幻の大島米です。大島以外では食べることができません。

一般の飲食店でも信じられない値段で、驚くような種類のお刺身を食べることができます。大島内の飲食店の看板には、15種類のお魚が食べられる刺身定食が1,500円と書かれていました!!

あらゆる道を正しく導く三女神に会いに行こう!

宗像三女神は道主貴(ミチヌシノムチ)とも呼ばれ、海の安全だけでなく、交通安全、人生の道、修行の道、芸事の道、商いの道、勉学の道など、あらゆる道を導く最高神として崇敬されています。もし、悩み事を抱えて辛い思いをしていたら大島に行ってみませんか?宗像三女神があなたの進むべき道を教えてくれることでしょう。

ただ大島に渡るだけでも、きれいな景色と満天の星空、おいしい海の幸で元気がもらえることは、間違いありません。

パワーチャージにぴったりの大島に旅してみませんか?

また、移住や二地域居住も積極的に受け入れています。興味のある方はホームページをチェックしてみてください。

宗像に住もうよ >> http://munakata-live.com/index.html

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