これが見納め!?離島×教会×イルミネーション、長崎 黒島天主堂にてクリスマス期間開催中!

285

現在世界遺産候補の地にある、黒島天主堂(長崎県佐世保市 黒島)にて、クリスマスの時期に合わせた毎年恒例のイルミネーションが開催中。

「離島」×「教会」×「イルミネーション」から想像されるのは・・・?

全国に「黒島」は多数あれど、長崎の黒島ってどんな島?

有人離島だけでも、同じ名前がついている島が全国に10ほどある、人気名前ランキング上位の黒島(くろしま)。

今回ご紹介する黒島は、長崎県佐世保市に属している、九十九島最大の面積を持つ島です。

「クルス(十字架)の島」がなまって黒島になったとも言われているとおり、江戸時代後期(文化・文政の頃)、生月や外海から潜伏キリシタンが多く移住したキリシタンの島で、現在世界遺産候補となっている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に、「黒島の集落」として含められています。
その集落内にある「黒島天主堂」は、島のシンボル。

かつては御影石の生産が盛んでしたが、現在の主な産業は漁業と農業となっています。

黒島天主堂のここがすごい!

黒島天主堂は、1902年(明治35年)竣工の煉瓦造り(一部は木造、瓦葺き平屋建て)の教会です。黒島のほぼ中央に位置しています。

1878年には木造の小さな教会が建てられていましたが、1897年に着任したマルマン神父の設計・指導の下、信徒の勤労奉仕と寄付で建てられました。

基礎には島特産の黒島御影石が積まれ、約40万個のレンガが使用されています。また、祭壇の床には有田焼の磁器タイルが敷き詰められています。
外観はロマネスク様式、リブ・ヴォールトの内部空間は完成の域に達したとされ、その後の周辺の教会建築に大きな影響を与えました。煉瓦造りの教会は、全国的にも数が少なく、1998年には、国の重要文化財に指定されています。

今でも島にはカトリック信者が多く、祈りの場として現役で使われています。

毎年12月24日に行われるクリスマスミサに向けて、12月上旬にイルミネーション作りが行われます。
島民の方々による手作りの素朴で温かい飾り付けです。
点灯式が行われた後、1月上旬頃まで点灯。
黒島天主堂内部でもイルミネーションの飾り付けを楽しめます。

平成30年には保存修理工事が予定されているとのことなので、現在の姿を見れるのは、あとわずかかもしれません。

見学の際は、下記「教会見学のマナー」をご参照ください。
http://kyoukaigun.jp/manner/

イルミネーション開催概要

開催日時

12月10日(日)〜1月上旬

(参考)年末年始教会行事等予定

  • 2017年12月24日 19:00 クリスマスイブミサ(見学時間外)
  • 2017年12月25日 9:00~10:00 クリスマスミサ(見学不可)
  • 2017年12月29日~2018年1月3日 休館・「教会守」休み(自由見学)

開催場所

黒島天主堂(住所:長崎県佐世保市黒島町3333)

アクセス

佐世保市相ノ浦港から黒島旅客船(フェリーくろしま)を利用。
※相浦桟橋前の駐車場には限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。

所要時間:約50分~1時間(全て高島経由、高島港までは相浦港から約20分)
料金:720円(片道)、1,370円(往復)
1日3便運航(繁忙期は1日4便)
黒島旅客船 本社(黒島):0956-56-2516

黒島白馬港から徒歩30分。
※バス・タクシーなし

 

注意事項

見学をご希望の場合は、「長崎の教会群インフォメーションセンター」へ事前連絡が必要です。
教会内部の写真撮影は禁止となっています。

公式ページ

「長崎の教会群インフォメーションセンター」内「黒島の集落」を参照。
http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=7

 

保存修理工事前の最後の開催となるかもしれない今回、見逃したら次はいつになるかわかりません!
冬のこの時期、全国各地でイルミネーションが開催されていますが、離島の教会での開催はかなり珍しいものです。イルミネーションの開催時期に合わせて黒島を訪れてみるのはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします