島移住×農業で人生を豊かに!小豆島のカフェ「HOMEMAKERS」は、野菜好きの天国だった!

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香川県は小豆島、その豊かな自然の真ん中にあるカフェが「HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)」です。店主さん一家が自ら育てた野菜をふんだんに使った料理が提供されていて、金曜日土曜日の日中だけという限られた営業日数ながら、多くのファンを虜にしています。

カフェとしての営業だけではなく、旬の野菜や自家製の生姜を使って作ったジンジャーシロップなどの販売まで行っている。今回はそんな「HOMEMAKERS」をご紹介します。

カフェの前には素敵な里山の景色

小豆島の中央部より少し西、美しい棚田で有名な中山千枚田の近くに「HOMEMAKERS」はあります。かなりの山間部といえるので、お店への道が少々わかりづらく、実は筆者も迷ってしまい田んぼと田んぼの間をぐるぐる回ってやっと辿り着きました。

そんなお店の場所がこちら。

地図を見ていただければわかるかと思いますが、カフェ周辺の道はかなり入り組んでいます。

わかりやすいアクセスとしては県道252号線から入って大鐸郵便局の前を通り過ぎる道がオススメです。地図上では千枚田の方にあたる県道26号線からでもいけそうですが、初めてだと迷いやすい道となっています。

駐車場は店の少し手前にあり、そこからは看板があるのでそれに従っていけばすぐにお店が見えてきます。

こちらは店のすぐ前から撮ったもの。道は少しわかりにくいですが、その分周辺は自然いっぱいで、思わず深呼吸をしたくなる、とても気持ちのいいロケーションです。

カフェの入り口はこのような佇まい。店の前にはブランコもあり、のんびりした時間が流れていることが感じられます。

HOMEMAKERS自家製の野菜たっぷりメニュー

筆者は土曜日の13時過ぎにカフェへ訪問しました。お昼のピークは過ぎている時間帯ですが、お店の中は人でいっぱい。キッチン前のカウンターも座敷もテーブルも多くの人で賑わっていました。


(写真は後から撮ったものです。)

築120年の古民家を改修して作ったという店内は落ち着いた雰囲気。植物も置かれ、居心地の良い空間づくりがなされています。

では、ランチをいただきます。
この日のメニューは、旬野菜のサラダプレートとカレーライスの2種類。時期によってはタコライスやクロックムッシュ、ピタサンドなども提供されています。

彩り鮮やか!「旬野菜のプレート」

数えきれないほどの種類の野菜がプレートに載せられて出てきました。オクラやズッキーニなど緑の野菜に加えて、この黄色い野菜は生で食べられるカボチャ、コリンキーです。彩りも鮮やかにプレートが埋め尽くされています。

もちろん、この野菜たちは店主さん一家が愛情を込めて育てたもの。それぞれの野菜の味が濃厚で野菜好きにはたまらない一品となっています。

それもそのはず、「HOMEMAKERS」では年間60種類ほどの野菜や果物が栽培されていますが、全ての野菜は農薬・化学肥料を使わずに作られています。しかもすぐそばの畑で栽培している旬のものを使うので、出てくる野菜はどれも新鮮そのものなのです。

トッピング野菜がたっぷり!「カレーライス」

カレーライスではあるのですが、こちらも充分すぎるほどの野菜が載せられています。野菜の美味しさはすでにご紹介の通り、そしてカレーも辛過ぎず食べやすいまろやかな仕上がりとなっています。

未知の野菜と出会えるかも!?

珍しい野菜も使われているので見たことがないものもあるかもしれません。ですが、そんな場合でもスタッフの方が全て教えてくれるので心配は不要です。

特に筆者が驚いた野菜を一つ紹介しておきましょう。それはサラダプレートにも使われていたこちらの白い野菜。これは、マクワウリというウリ科の野菜です。

ご存知の方もいるかもしれませんが、筆者は見るのも食べるのも(なんなら名前を聞くのも)初めてで、そのメロンのような味わいに衝撃を受けました。

マクワウリはかつての美濃国(現在の岐阜県南部)真桑村(現在の本巣市)でよく作られていた野菜。その地名をとってマクワウリ(真桑瓜)と呼ばれるようになったもの。ウリ科キュウリ属でメロンの仲間なのです。「HOMEMAKERS」ではそんな未知の野菜と出会えることもありますよ。

また食事以外では焼き菓子やこだわりのコーヒーもあるので、ゆっくりとしているお客さんの姿も見られました。

キッチン上のロフトにも席があり、その上り階段横には大きな本棚があります。野菜作りや料理関連の本がメインではありますが、旅に関する雑誌であったり、子供連れで来る方も多いためか漫画や絵本も並べられていました。

オリジナル商品も魅力的な品々

お店の中を見渡してみると、入り口付近には物販のコーナーがあることに気がつくと思います。自家製の生姜と島のレモンやライムなどを合わせて作ったシロップやドレッシングが並びます。例えば、「シトラスジンジャーシロップ」は生姜の辛みと柑橘の酸味が効いた一品で、ソーダ割りやお湯割りなどをすればジンジャーエールやホットジンジャーとして飲むことができます。

その他にも「だいだいポン酢」という商品もあり、こちらは小豆島の歴史ある醤油屋と一緒に作ったもの。湯豆腐や蒸し野菜、サラダなどに使える品として人気があるようです。

物販は加工品ばかりではなく、レジ前には野菜の直売も。この黄色の野菜、なんだかわかりますか?そう、先ほどご紹介したマクワウリが並んでいるのです。食べ方も教えてくれるので、気に入った方は購入して持って帰るのも良いのではないでしょうか。とはいえ、旬の野菜が並ぶので時期によって置かれている野菜は異なります。(マクワウリの旬は初夏から8月いっぱいくらいまで)

オンラインショップでも購入可

野菜好きだし、ジンジャーシロップも気になる、でも小豆島にはなかなか行けないなぁ…という方には、オンラインショップのご利用をオススメします。オンラインショップでは旬の野菜セットもあり、注文が入ってから掘りに行くという掘りたての新生姜なんてものも!

シロップとドレッシングセットであったり、オリジナルTシャツなど魅力的な商品が並んでいるので、ぜひ一度、オンラインショップページをチェックしてみてくださいね。注文したらシンプルで可愛らしいお店のロゴ入りボックスで届きますよ。

野菜好きなら一度は「HOMEMAKERS」へ

こちらの「HOMEMAKERS」店主の三村さん一家は、数年前まで都会で暮らしていましたが、2012年から小豆島での暮らしを始め、2014年2月にこちらのカフェをオープンしました。2017年11月現在で、すでに5年近く野菜を育てている三村さんですが、お話を聞くとまだまだ毎年試行錯誤の連続とのこと。すでに充分魅力的なお店ですが、さらに上を目指すその姿からは熱い思いを感じずにはいられません。

ちなみにお店の名前の由来となっている「Homemaker(ホームメイカー)」というのは、ひと昔前にアメリカで「主婦」を指していた単語。日本語にするならば「家で生活に必要なものを作る人」といった意味合いの言葉になります。

三村さんは、食べ物や家など暮らしに必要なものを自分たちで作る生活が送れたらきっと人生は豊かになる、という気持ちから「HOMEMAKERS」を立ち上げたのだそう。古民家を改修してできたカフェの内装もそうですが、お店の至る所で手作りの温もりを感じられるのは、そんな店主さん一家の思いがあるからかもしれませんね。

「田舎暮らし・移住・農業」といったことに興味がある方なら、きっと共感する部分も多いのではないでしょうか。「HOMEMAKERS」の公式SNSではカフェや野菜に関する投稿が見られるのでぜひフォローしてみてくださいね。また臨時休業などの情報も載せられているので、訪問の際は一度チェックすることをオススメします。

<HOMEMAKERSの基本情報>
住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
電話番号:0879-62-2727(FAXも同じ)
営業日時:金・土曜日のみ 11:00-17:00(ラストオーダー16:00)
※12月中旬〜2月中旬は冬季休業となります。

アクセス:土庄港より車で20分
公式サイト:HOMEMAKERS|Farm and Cafe in Shodoshima

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