
東京から1泊2日で行ける離島を知っていますか?
式根島と新島。東京竹橋から高速船で3時間ほどで到着する場所で、非常にお手軽に青い海と白い砂浜を見ることが出来ます。
式根島~新島もフェリーで20分ほどの近い距離なので島間の移動も楽チンです。
毎年徐々に観光客が増えており、夏になると宿は予約でいっぱいになるほどの人気の島。
そんな東京の離島にノープランのまま1泊2日で足を運んでみました。
私が旅したのは10月。ベストシーズンとオフシーズンの境目であり、観光客がほぼいない超お得で穴場な時期でした!
今回は式根島と新島をたっぷり堪能してきた私が、おススメスポットを紹介したいと思います!
1.バカンス目指して絶景ビーチ巡りをしよう!
1-1.式根島編 インスタ映え間違いなし、青い海、白い砂浜の泊港海岸(とまりこうかいがん)
式根島には数々の絶景ビーチがありますが、小さい島なので自転車があれば1時間で島を1周することが出来るため、ビーチ巡りには適しています。
その中でもお勧めしたいのが泊港海岸(とまりこうかいがん)!
独特な形をした他では見られないようなビーチとなっています。その写真がこちら!
どうでしょう!これぞ絶景ポイント!
インスタグラムに是非とも載せたい絵になるビーチです。夏だと多くの観光客で賑わっていますが、10月ということもあって、貸し切り状態の海岸を撮る事が出来るのです!
弧を描くように白い砂浜が海を囲っているこの空間は、まるで無人島に来てしまったかのような気分にさせてくれます。
それにこのグラデーション!青のようなエメラルドグリーンのような大変美しい色のビーチです。
海水浴場なので、勿論自由に泳ぐ事が出来ます。
寒いかもしれませんが、「冷たーい!」と言いながら少しずつ入るのも楽しいかもしれませんね(笑)
1-2.新島編 森の中を抜けた先に感動が待っているシークレットビーチ
新島でお勧めするのは、シークレットビーチ。
シークレットビーチ?名前を聞くだけで、ウズウズしてきませんか?
その名の通り、一旦森の中に入り、そこから少し歩いた先に現れる秘境のようなビーチなのです。
その先にビーチなんてあるのか?と疑問に思いながら歩くと…
おおーっ!
さっきまで森の中にいたとは思えないほど広々とした世界がそこには待っていました。
青と水色がくっきりと分かれた綺麗な海が断崖絶壁から顔をのぞかせていました。
早く海岸まで行きたい!
そう思わせるかのように出来た入口です。
早速長い長い階段を降りたその先に向かいました。
壮大な海を前にして素敵な島だなと実感します。
砂浜が果てしなく続いているかのような広々とした開放感溢れる場所で靴を脱いで全力でダッシュしてみるのも良いでしょう。
2.一味変わった温泉巡りをしよう!
2-1.式根島編 海に入っているかのようにくつろげる地鉈温泉(じなたおんせん)!
式根島といえば、海が見える最高のロケーションで楽しめる屋外温泉がいくつかあります。
今回は地鉈温泉(じなたおんせん)を紹介します。
来た瞬間温泉の香りがプンプンとしていて、源泉から湯気が出ています。
その先に行くと海と繋がっており、自然のものであることを実感させてくれる空間です。
温泉が湧き出ている間近で温泉に入れることはなかなかないでしょう。水着着用のため、男女混浴となっています。しかも無料で入れるのは大変お得ですね!
しかし、非常に熱かったため筆者は手を入れただけでも耐えきれませんでした。
実は、地鉈温泉は1日に2回しか入れないと言われているのです。
海水に近い地鉈温泉は、海水と源泉が混ざり合う時がちょうど適温になるため、満ち潮の時だけ入れるのです。満ち潮のタイミングは、式根島観光協会又は宿の方に聞くと教えてくれます。
しかし、海をここまで間近で見られる温泉もなかなかないため、式根島に来たら是非とも立ち寄ってほしいスポットです。
他では味わえないような温泉体験をしてみてはいかがでしょうか?
2-2.新島編 古代ギリシア風の神殿の下でゆったりと、湯の浜露天温泉
新島で紹介するのは、いつでも入れるゆったり過ごすことが出来る温泉です。
先ほど紹介した地鉈温泉と同様無料で入れます!
水着着用の混浴なため男女で来ても温泉に入りながら語らうことも出来ますね。
正面には神殿が立っており、まるで古代ギリシアにいるかのような空間で温泉に入る事が出来ます。
また、神殿の右側にも温泉があり、そこは海を見渡すのに最適で、非常に開放感があります。
24時間空いているため、朝と夜に入るのでも違った景色を楽しむことが出来ます。
午前中から野外の温泉に入り、時間を忘れていつまでも過ごす事が出来る素晴らしい空間でした。
大切な仲間と語り合うのもよし、1人でボーっとするのも良し、温泉でゆっくりした時間を過ごしませんか。
3.とろけるような海の幸を堪能しよう!
3-1.式根島編 新感覚!?中華食堂レストラン大師(だいし)で歯ごたえたっぷりの岩のりラーメン!
式根島でお勧めのご飯は?
島民の人に聞くと、中華を進められました。
島といえば、海鮮丼じゃないの?と思いました。辺りを見渡すと確かに中華食堂があちらこちらにありました。
とりあえず近くのお店に入ってみるか、と思い扉を開けたのはレストラン大師(だいし)。
せっかくだから島の食材を使ったご飯が食べたい。そう思い、岩のりを使ったラーメンを頼みました。
こちらが岩のりラーメン(800円)です。
トッピングは岩のりと少量のネギのみ!中華麺の上にとろーりとしたあんかけかコラーゲンのようなものと岩ノリがかかっており、アツアツな湯気が漂いました。
一口すすってみると、シャキシャキとした岩のりの歯ごたえとあんかけのとろみが麺と合わさり、非常に新感覚な味わいを楽しめました。岩のりの美味しさを残すため、あえて他の具材は入れず、海の幸を堪能できたと実感したラーメンでした。
その他にもご当地の明日葉を使ったあしたばチャーハン(700円)もあり、島ならではの食材を楽しむ事が出来ます。
3-2.新島編 種類豊富な海の幸!健寿司で握り寿司を頂く
島に来たからにはお寿司が食べたい!
新島で昼間から握り寿司が食べられるお寿司屋さん”健寿司”。
まるで人の家のような建物の中にあったため、最初通り過ぎてしまうほどでした。
中を開けると大将が1人、感じの良さそうな方でした。
早速、楽しみにしていた握り寿司を頼みました。
控えめなシャリの上には贅沢に肉厚な魚がのっており、新鮮なお魚を存分に食べる事が出来ます!
とろけるような味わいのお寿司を1つ1つ噛みしめながら楽しみました。
お店は不定休でその時次第なので、事前の電話予約が必須となります。
番外編!お気に入りの島Tシャツを買おう!
島に行くと必ずと言っていいほどご当地のTシャツがあります。
私は今回、新島のTシャツに魅かれ、購入しました。
新島では、真っ黒な背景に、後ろには嶋自慢と大きく描かれたクールなTシャツに仕上がっています。
島Tシャツを着て島を歩き、写真を撮る。日常では出来ないことをやってみるのも面白いかもしれません。
最後に
疲れた休日にフラッと行ける東京の離島。
夏が過ぎたし、海に行くのは来年かな…。
休み2日しかないからな…。
夏が過ぎても、休みが2日しかなくても式根島と新島では存分に楽しむことが出来ます!
海に温泉に島グルメ…お休みの日に気軽に行けるこの島は最適ではないでしょうか。
是非訪れてみてください!
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