早起きしてでも行きたい!島の日常を味わえる与論島でのおすすめ朝活~後編~

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前回の記事では、朝活第1弾として公民館での朝ヨガの様子をレポートしました!

後編では、毎朝海岸清掃をされているボランティアグループ海謝美(うんじゃみ)さんと一緒に早朝の海岸掃除をしてきたのでその様子をお伝えしたいと思います~。

海謝美(うんじゃみ)さんってどんなグループ?

に感してしく。

「海神祭(ウンジャミ)」という海神のお祭りがグループ名の由来になっています。与論島ではウンジャン、沖永良部島ではウンミ、沖縄ではウンジャミというように島によって祭りの呼び名は変わるみたいです。

台風などの悪天候の日以外はほとんど毎日、朝6時半から約1時間ほど海岸のゴミ拾い活動をされています。

実際の活動の様子はどんな感じ?

まずはラジオ体操から

浜に降りるまえにまずはみんなで輪になって軽くラジオ体操をします。ここでまだ半分寝ている体を気持ちよく起こしてあげましょう。体もいい感じにほぐれますし、朝のラジオ体操はやっぱりなんだかすっきりします!(朝ヨガの後だと既に目ぱっちりです)

実はこのラジオ体操、ちょっと特徴的なんです!

与論島には「ゆんぬふとぅば」という方言があるのですが、ここで流れているラジオ体操第1は私たちがよく知る標準語仕様ではなく、島の方たちによってゆんぬふとぅば仕様でつくられたものなんです。

ちなみに、個人的にはゆんぬふとぅばは英語よりも難しいと思います(笑)

例えば誰もが知っているラジオ体操第1の最初のフレーズ、

「手を 前から上に挙げて 伸ばす 運動から はい、1,2,3,4,5,6」

これをゆんぬふとぅばバージョンにすると

「てぃ~んちゃな め~からういかてぃあぎてぃ ぬばしゅ~る うんどうから~ はい てぃ~ち た~ち み~ち ゆ~ち いちち む~ち」となります。むずい。

未だに島人同士のゆんぬふとぅばでの会話を理解できたことはありません。ここから音声つきでゆんぬふとぅば仕様のラジオ体操を見ることができます!

いざ浜へ!

ラジオ体操が終わると、1人1枚ゴミ袋をもって浜に降りていきます。

足を滑らせないよう岩場に気をつけながら、、、。

与論には60ヶ所以上の浜があり、海謝美さんは毎朝日替わりでそれぞれの浜を周っています。

拾い始めてすぐに、意外にも多くのゴミが落ちていることに気付きます。缶や瓶、プラスチックのフォークやスプーン、ペットボトル、時には誰かさんの片方だけの靴だったりと、いつもは見ない足元に注意しながら歩くと、思ったよりも早く袋の中にゴミがたまっていきました。

よくよく目をこらすと、、、

特に厄介だったのがこれ。

目を凝らすと細かいプラスチックがとても多いことに気付きます。普通に浜を歩いているときにはまず気づかないサイズです。さすがに浜に落ちているこれら全ては拾いきれないので、拾えるところまでで断念せざるをえませんでした。

この写真のものより更に小さく細かく、大きさが5ミリ以下のものをマイクロプラスチックといい、今これが世界中の海で問題になっています。詳しくはこちら

他にも、こんなとこや(と、とれん。)

あんなとこに様々なゴミがありました。

さすがな方たち

ついつい海岸そうじというと、浜や波打ち際ばかりに目がいきがちな私ですが、この活動をずっと続けている海謝美の方や、何回も参加している方は目のつけどころがさすがです。

気づくとすごいところにいる人も。これどうやって降りたんやろ(笑)

ゴミ拾いの途中には島の方が元気に「グッモーニン!」と挨拶をしてくれたり、「どこから来たの~」と話しかけてくれます。

また、島の人だけでなく、「観光で来たのがきっかけで与論島を好きになって今は与論島のホテルで働きながら島に住んでいるの~」という方や「仕事の関係で出張として来ていて○○に泊まっているんです」と話してくれる方など、いろんな人とお話しして連絡先を交換したりもしました。

最後はみんなで集合写真!

毎回最後には集合写真で締めくくります。みなさん銘々その日拾ったものを持って上手にポーズをとるのでいつもすごく素敵な写真なんです。その場の和気あいあいとした雰囲気が写真から伝わってきます。

ちなみに青いゴミ袋はふるさと納税の寄付金で購入されているらしく、最後にゴミはできるだけ1つにまとめて、袋をとても大切に使われていたのも印象的でした。

海謝美さんの活動の様子はこちらのブログで知ることができますよ。ほとんど毎日更新されていてすごく面白いので読んでみてください!

次の日の朝はどの浜に集合すればよいかもお知らせしてくれているので与論に行く際は是非朝ヨガ→海謝美さんの海岸そうじの流れで朝活することをおすすめします!

まとめ

今回の朝活に共通しているのはどちらも1度限りのイベントのようなものではなく、島の人たちにとってはそれが日常であること。だからこそ本当の島の空気を感じることができるのではないかと思います。

また当たり前のことですが、どこの地域でも観光地である以前にそこで暮らしている人たちがいるということにハッとしました。「観光地」という見方だけでは目の前に広がる海の美しさにばかり気をとられ、足元の小さなプラスチック破片や自分たちの美しい島を守ろうとする島人の存在に気付くことはないかもしれません。

「せっかくの旅行だから朝はゆっくり寝ていたい……。」もちろんそれもいいですが与論島に来た際にはちょっと頑張って早起きしてみてください。

きっと次の日も早起きしたくなるような素敵な経験と出会いが待っています。

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おかあい
神戸の外国語大学に通う3回生です。 与論島で人と自然に魅せられて離島に興味を持ちました 好きなことは食べる、歩く、人と話すこと。 免許がないので移動はもっぱら徒歩か自転車。 来年は休学して気になる離島をまわろうと計画中、、!