
2017年8月18日(金)、シダックスグループ運営の総合リゾート施設「中伊豆ワイナリーヒルズ(静岡県伊豆市)」にて、対馬市と伊豆市の両市長が招待され、対馬の古来種である「対州馬(たいしゅうば)」の歓迎セレモニーが行われました。
対馬と対州馬の普及啓発について
シダックスグループでは今年4月、民間企業としては初めて、対馬市と「対州馬モデル貸与に係る協定」を締結し、6月には日本在来馬の中で最も頭数が少ない貴重な種である対州馬の1頭「優香」(雌・13歳)を、中伊豆ワイナリーヒルズに迎え入れました。

セレモニーでは「対馬市観光親善大使」の任命式も行われ、対馬市・比田勝尚喜市長より、対州馬・優香へ任命書が贈られました。今後は多くの方々との触れ合いを通して、対州馬の普及啓発を担います。
「中伊豆ワイナリーヒルズ」では、これからも対馬および対州馬の普及啓発とともに、新たな観光への貢献に努めていきたい、とのことです。
対州馬とは?
対州馬は、体高125~135cmの小柄な対馬在来の未改良馬で、対馬の島内で40頭、島外では9頭を数えるのみとなっています(2017年7月時点)。
日本在来馬とは?
日本在来馬は、洋種馬等の外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬のこと。馬種としては、北海道和種馬、木曽馬、野間馬、対州馬、御崎馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬の8馬種を指します。
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