徳之島で国産コーヒー豆栽培を拡大!「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」 コーヒー豆栽培開始式を実施

151
コーヒー豆栽培開始式

味の素AGF株式会社が2017年6月に立ち上げた鹿児島県奄美群島の「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」。そのコーヒー豆栽培開始式が、2017年11月13日(月)に徳之島にある伊仙町で行われました。

鹿児島県の徳之島で国産コーヒー豆を大規模栽培!

開始式は、台風に強い鉄骨を使用して建設されているビニールハウス※1(広さ90m2)において、鹿児島県大島郡伊仙町 大久保 明町長、徳之島コーヒー生産者会 吉玉 誠一代表*、AGF取締役副社長 石川 裕の3者で行われました。テープカットの後、台風の影響を受けにくい低木に育つタイプのアラビカ種コロンビアの豆が植えられました。
11月下旬には、AGF社員によるブラジル、インドネシアの豆を含む2000個の種植えを行う予定です。その後、台風などの強風に強いコーヒーの木を育てるために、味の素社製のコプロ※2肥料も活用し、より深い地中への根張りを促進する予定です。2018年春には、AGF®コーヒー実証農場(広さ35a)に植え替えて栽培します。

※1 11月下旬竣工予定。
※2 核酸の発酵工程で発生する副生物。
*「吉」は(土のしたに口)

徳之島(とくのしま)はコーヒー栽培に適している!?


徳之島は、鹿児島県の奄美群島に属する離島の1つで、人口約27,000人の比較的大きな島です。農業や漁業がさかんで、農業では特にサトウキビの栽培が広く行われています。コーヒーの栽培も数十年前から行われてきましたが、台風対策や土壌の改善、さらには精選機や焙煎機の不足などの課題を抱えていて、沖縄に比べると生産量がまだまだ少ない産地です。

コーヒーを育てる四つの条件とは?

コーヒーは育てるのが非常に難しい植物です。四つもの生育条件を満たした場所でないと育ってくれません。その四つの条件とは、雨、日当たり、温度、土質です。

引用元:AGF®コーヒー大事典「コーヒーの生育条件」
http://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/flow/know_02.html

徳之島は、(本土に比べると)1年を通して暖かい亜熱帯性気候に属しています。また、熱帯性植物であるコーヒーの栽培に適したエリアである「コーヒーベルト」の北限にぎりぎり含まれています。栽培地が赤道付近に分布しているアラビカ種は、比較的冷涼な高地で栽培されることが多く、冬が沖縄より寒くなる徳之島の気候にマッチしているのでしょう。
ただし、徳之島は台風の通り道でもあるため、強風に強く、根がしっかりとしたコーヒーの木を栽培する必要があります。

もっと日本のコーヒーを!

AGFは、AGF®-SV※3の一環として、徳之島のコーヒー生産農家を支援し、国産コーヒー豆を使った真の「JapaNeeds Coffee®」(ジャパニーズコーヒー)の発売を目指すとのことです。

※3 AGF® Shared Value:事業活動を通じて、社会価値(「ココロ」と「カラダ」の健康、「人と人とのつながり」、地球環境との共生)の創出への取り組み。

国内で栽培されたコーヒー豆からできる国産のコーヒー豆は、まだまだ希少なものです。国内でも数少ないコーヒー豆生産地の一つである徳之島で、生産拡大が実現すれば、日本のコーヒーを楽しむ機会が増えるかもしれません。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします