対馬旅行記(1)日本の始まりであり最後の地。対馬の魅力。

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浅茅湾
浅茅湾

2017年6月、長崎県にある国境離島、対馬(つしま)に観光・一人旅をしてきました。

みなさん、対馬ってどんなイメージがあるでしょうか?

関東生まれ、関東育ちの私の対馬の第一印象は「知らない…」でした。(対馬の方ごめんなさい!)

実は日本の始まりである『古事記』の建国神話には、最初に生まれた島々(「大八洲」)の1つとして「津島」と記されていたり、『日本書紀』の国産み神話のなかには「対馬洲」「対馬島」の表記で登場したりしている重要な離島なんですよね。

日本人として非常に大切な島のはずなのに、全然知らなかった対馬。

実際に対馬に旅行・観光をしてみて、感じたこと、そして持ち帰ってこれたものをまずはダイジェストでお送りしたいと思います!

対馬(つしま)とは?

対馬(つしま)は、日本の九州の北方の玄界灘にある、長崎県に属する島。

面積は日本第10位だそうで、島内人口は約3万2000人(2016年現在)です。

浅茅湾
浅茅湾

対馬の大半を占める主島の対馬島(つしまじま、つしまとう)のほかに、周囲には100以上の属島があります。

この対馬島と属島をまとめて「対馬列島」、「対馬諸島」とすることがあるそう。

古くは対馬国(つしまのくに)や対州(たいしゅう)、また『日本書紀』において対馬島(つしま。3文字合わせてこう読むのが書紀古訓での伝統)と記述されていました。

旧字体では對馬と書きます。

朝鮮半島(韓国)に近いため、古くからユーラシア大陸と日本列島の文物が往来し、日本にとっては大陸との文化的・経済的交流の窓口の役割を果たしてきたんだそう。

664年に対馬に防人(さきもり)が置かれ、日本を守る重要な拠点のひとつとなっていた、日本人にとってとても大事な島なんですよね。

対馬へのアクセス(行き方)

あまり馴染みのない対馬へのアクセス、どうやって行けばいいの? と悩みますよね。

ジェットスターとクラッシュバゲージ

対馬へ行く方法はいくつかあるのですが、東京から対馬へ行く一番安い方法は、LCCとフェリー(高速船)を組み合わせること。

LCC+フェリー(高速船)で行くと東京(成田)から対馬まで往復3万円程度。思ったより安く対馬まで行けてしまうんです。

ジェットスター(LCC)+フェリー(高速船)で対馬までのアクセス。価格は?

ジェットスター
ジェットスター

今回私が使った航路は、ジェットスター(LCC)+高速船(ジェットフォイル)

>> Jetstar(ジェットスター)
>> 九州郵船(フェリー・高速船)

ジェットスターで成田から福岡まで行き、福岡から高速船(ジェットフォイル)で対馬まで(片道2時間15分程度)行きました。

九州郵船 高速船
九州郵船 高速船

ジェットスター往復(成田-福岡間)が約2万円(片道約1万円)、九州郵船の高速船(ジェットフォイル)往復が12,660円(片道6,330円)、合計で3万円と少しです。

高速船をフェリーに変えると時間はかかります(片道4時間程度)が、フェリーの2等席で往復7,320円(片道3,660円)になるので、LCC+フェリーだと、往復でも3万円かからないことがわかります。

ちなみに関東から3万円で行ける旅行先は

・東京-京都の新幹線往復(宿は高い)
・鬼怒川などの温泉地のツアー(団体ツアーが多い)
・信州などの長野バス旅行(パック旅行が多い、いい宿を選ぶと高い)
・韓国・台湾などの格安ツアー(アクセスの悪い場所の古いホテル)

です。

沖縄や北海道などもLCCで安く行けますが、宿泊費が異常に高かったり素泊まりの宿が多く、食事にお金がかかったりと結局、高くついてしまいます。

対馬は民宿に泊まれば安く、1泊2食付きで5000円〜。

食事は新鮮な釣りたて捌きたてのお刺身などが大量に出てきたりして、結果非常にコスパが高いんですよね。

ジェットスター以外のLCCで、首都圏から対馬まで行く

ジェットスター以外のLCCで首都圏から対馬まで行くこともできます。まずはハブとなる福岡まで飛び、福岡からフェリーか高速船で対馬まで行くと交通費は安く抑えられます。

>> Peach(ピーチ)
成田-福岡
大阪-福岡

価格はジェットスターとさほど変わらず、通常時で成田-福岡が往復2万円程度。

ジェットスター以外にも、スカイマークスターフライヤーなどで福岡まで行くこともできるので、キャンペーンなどに合わせて一番安い航路で飛ぶのがおすすめ!

ANAで東京から対馬まで行く

東京から対馬までの直行便(福岡・長崎乗り換え)はANAで発売しています。

>> ANA
羽田-福岡-対馬
羽田-長崎-対馬

時期にもよりますが、だいたい往復で8万円以上はかかります。割引等があるときはもう少し安いかも?

そのほかにANAの旅作(パッケージツアー)を使うと、ホテル代込みで5万円〜とかなりお安く上がる場合もあるよう。

>> 旅作

対馬の魅力その1〜オーガニックで低GIの健康食(対馬グルメ)が食べられる!

東京にいると意識しないと食べられない、健康食やオーガニック・ナチュラルな食事。

オーガニックレストランに行ったら1食1500円から、オーガニックな食材を買おうと思ったら異常に高い…というのが首都圏にいる私たちの感覚。

ですが、対馬は何も特別なことをしなくても自然食・健康食が食べられてしまうんですよね。

対馬 穴子 刺身
対馬 穴子 刺身

対馬名産、あなご亭で食べられる、黄金あなごのお刺身。穴子のお刺身は対馬でしか食べられません!

対州そば
対州そば

日本のそばの原点、完全グルテンフリーの10割そば、対州(たいしゅう)そば。小麦粉を一切使っていないので非常に低GIの健康食。

島の外にはほとんど出回らない食べ物なんだそうです。

対馬のお刺身
対馬のお刺身

島の人は当たり前すぎてありがたさを感じないようですが、対馬のお刺身は新鮮でとても美味しいんです! 釣りたてをさばくのは当たり前。

特にサバやとびうおのお刺身が美味しく、スーパーでも安く買えて、どこで食べてもハズレがありません。

対馬の魅力その2〜神々の島。パワースポットがたくさん!

対馬は日本の始まりである古事記や日本書紀に登場したりしている重要な離島。

有名な神社やパワースポットなどがたくさんあるのも対馬の特徴! 島全体がパワースポットだという説もあるくらいです。

和多都美神社
和多都美神社

竜宮伝説で有名な和多都美神社(わだつみじんじゃ)のほかに、海の守護神が祀られる海神神社、住吉神社など、パワーあふれる神社がたくさんあります。

神社の数がありすぎて、とても1日では回りきれないほど。

対馬にある神社巡りをするだけでも楽しいんですよね。

普段パワースポットをあまり感じない人でも、強力なパワーがあるので何かを感じることができるかも??

対馬の魅力その3〜猫好きにはたまらない! 絶滅危惧種のツシマヤマネコがいる!

日本の絶滅危惧種といえばイリオモテヤマネコが有名ですが、対馬にだけ生息する希少な猫、ツシマヤマネコも日本の絶滅危惧種です。

ツシマヤマネコ
ツシマヤマネコ

対馬には対馬野生生物保護センターという場所があり、ここでツシマヤマネコを見ることができます。

ツシマヤマネコ以外にも、実は対馬はノラネコも多いため、猫好きにはたまらない離島なんですよね。

呼ばれる人だけ呼ばれる島、対馬。驚異のリピート率

実は対馬ってハマる人はがっつりハマり、はまらない人は全然ハマらない島なんだそうで。

浅茅湾
浅茅湾

沖縄に負けないぐらいのエメラルドグリーンの海と、山猫が生息したり山菜が取れる大きな山。

何より対馬自体が大きなパワーに満ち溢れていて、言葉や写真では説明しきれないぐらいの魅力があるんですよね。

横浜からの旅行者が毎年来たりしていたり、なんども訪れる旅行者がいるという話を聞きましたがなるほど納得です。

ちなみに私は? というと、対馬にハマりました(笑)

日本の重要な拠点だったり、手付かずの古代からの自然があったり、島の外に出回らない美味しい食べ物があったり、パワースポットだらけで神社がたくさんあったり、こんなに魅力的な島なのに知らない人が多すぎるのは、もしかしたら呼ばれる人しか呼ばれない島なのでは?

この記事を読んだあなたも、もしかしたら対馬に呼ばれている一人なのかもしれませんよ?

対馬の観光情報はこちら >> 対馬観光物産協会WEBサイト

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公式旅ライター SYO
日本と世界を旅する、旅ライター。行った国は20ヶ国以上。世界遺産めぐりが趣味。旅好きなのに体力は人の100分の1で運動音痴なため、パーソナルトレーナーの指導の元トレーニング中。最近は筋肉インスタ多め。愛機はSONY α7。猫好き。