屋久島行くなら絶対見たい!世界遺産の島で見る絶景3選

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1993年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の島、屋久島(やくしま)。九州本島の最南端に位置する佐多岬から60kmほど南の海の上に浮かんでいます。小さな島ながら九州最高峰の宮之浦岳(1935m)があり、ヤクシカやヤクザルなど固有種も多く存在していることから「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。

そんな屋久島で絶対に見たい景色といえば、どんなものを思い浮かべますか?
今回は、おそらく誰でもその写真を一度は見たことがあるであろう「3大 人気スポット」に焦点を絞って、ご紹介したいと思います。

屋久島でしか見られない絶景、自然が好きな方は大注目ですよ。

屋久島でしか見られない絶景①「苔むす森」

まずご紹介するのは「苔むす森」です。スタジオジブリ映画『もののけ姫』の舞台モデルになったことで一躍有名になり、現在でもその人気ぶりは衰えていません。

植物や石など見渡す限りのものが苔生し、緑に染まっている様は本当に映画の中に入ってしまったのかと思えるくらいの絶景。「もののけの森」と呼ばれることもあり、辺りは神聖な空気に包まれています。

何か出てきそうだなぁ、と思っていたらコダマ(映画に出てくるキャラクター)が!と、これはコダマの人形です。(笑)

こちらは登山ガイドの方がサービスで置いてくれていたものです。筆者はガイドなしで歩いていましたが、撮らせてもらいたいと声をかけたところ快く了承していただきました。見かけたらぜひ声をかけてみてくださいね。

またコダマと一緒に並べられた葉っぱにも注目です。破れた部分が顔のようになっていますよね。これはもともとはあるガイドが遊び心で作ったものだそうですが、それから多くの人が真似をするようになり、今では登山道にいっぱい落ちている状態に。集めてみるとちょっとおもしろいですよ。

白谷雲水峡について

「苔むす森」があるのは、白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)という渓谷の中。白谷雲水峡は屋久島の北部を流れる宮之浦川の支流である白谷川上流に位置しています。

白谷雲水峡にはたくさんの登山コースがあり、初心者でもそれほど苦労なく歩くことができるコースも用意されています。最も短い弥生杉コースは所要時間1時間ほどで回れますよ。

今回ご紹介している「苔むす森」はコースの奥に位置しているので、登山口から片道1.5〜2時間くらい歩くことになります。

それほど勾配がキツいわけではなく初心者の方でもガイドなしで歩けるくらいの道のりですが、詳しいネイチャーガイドや上で挙げたサービスなど、ガイドがあればさらに充実の山歩きになるのは間違いないので、気になる方は事前にチェックしておきましょう。

屋久島でしか見られない絶景②「ウィルソン株」

次にご紹介するのは、ウィルソン株。ここは名前こそそれほど知られていないかと思いますが、写真はあまりにも有名なスポットでしょう。言ってしまえば切られた杉の根元が残っているという場所なのですが、空洞となっている中に入り、ある場所から頭上を見ると…

そう、ハート型に見えるのです!

根周りは、なんと32mも!これはかなりの大きさで、中は10畳程もある空間となっています。小さな祠が置かれてあり、そのそばからは水がチョロチョロと流れ出ています。

空洞部分が広いので、どこから見たらいいのか最初はわからないかもしれません。ずれているとこの写真のように何だかわからないようなものに…キレイに見える場所が一箇所だけあるので、諦めずに探してみてくださいね。

屋久島でしか見られない絶景③「縄文杉」

そして、最後にご紹介するのはこちらの縄文杉。屋久島へ行く目的は縄文杉を見に行くこと、という方も多く見られます。

縄文杉があるのは荒川登山口からトロッコ道と山道を片道4〜5時間くらい歩かないと辿り着かない場所で、休憩や昼食の時間を合わせたら10時間はかかるルートとなります。つまり朝5時くらいには登山を始めないと行けないような場所ですが、それでも行く価値があると断言できる不思議な魅力のある木なのです。

縄文杉は樹高が30m、根周りが43mという巨大さを誇っています。樹齢は厳密には解明されていませんが、推定7200年という説もあり、世界最古の植物ではないかとも言われています。

現在では木の真下まで行くことはできませんが、少し離れた展望デッキから見るだけでも相当なパワーが感じられます。

ここまで辿り着けば、長い道のりを歩いた達成感もひとしおでしょう。その不思議な力に魅せられリピーターになってしまう人もいることが理解できてしまうと思います。

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ウィルソン株と縄文杉を両方楽しめる「縄文杉コース」

ウィルソン株と縄文杉は、どちらも縄文杉コースで見ることができます。縄文杉コースは荒川登山口から縄文杉までの道のりを指し、白谷雲水峡とは違いコースは一本しかありません。

縄文杉の説明のところでも少し述べましたが、コースの前半は平坦なトロッコ道、後半はアップダウンのある大株歩道となります。距離が長く歩くペースによってかなり所要時間はかわるので参考程度ですが、筆者の場合トロッコ道は約2.5時間、大株歩道は1.5時間かかりました。

ウィルソン株があるのは、大株歩道に入って30分程の場所。そして、縄文杉にはそこからさらに奥に1時間程歩けば到着します。

コースをはしご!?白谷雲水峡と縄文杉を一緒に回るルートも

今回は白谷雲水峡と縄文杉コースは別々のご紹介となりましたが、「苔むす森」と「縄文杉」両方に行きたいけど、1日しか時間がない!という方でも一度で二つのコースを歩く方法もあります。

それは「苔むす森」を過ぎ、さらに奥へと進み「楠川分かれ」という場所で縄文杉コースのトロッコ道に合流する、というルートです。

楠川分かれはトロッコ道の真ん中近くに位置しているので、荒川登山口から歩き始めるのと時間的にそれほどの違いがあるわけではありません。つまり、白谷雲水峡からの道でも全体でかかる時間は10時間程となります。

メリットはもちろん今回ご紹介した全てのスポットを一度に見て回れるという点。しかしながら、デメリットもあります。それは白谷雲水峡はトロッコ道と比べるとアップダウンがある道を歩くことになるので、体力が奪われやすいという点。さらに、白谷雲水峡を最短ルートで抜けるため「苔むす森」は見えても、その他のコースの見どころを見る時間がほとんどなくなってしまう点などが挙げられます。

筆者のオススメとしては、やはり白谷雲水峡と縄文杉コースを二日に分けて訪れるプランです。その方が白谷雲水峡をじっくり楽しめますし、体力に自信があるという方でなければ最悪縄文杉まで行けずに戻ることになりかねません。

とはいっても、どうしても一日で両方を見に行きたいという場合もあると思うので、きちんと下調べをした上でプランを検討してみてくださいね。

世界自然遺産の島、屋久島で大自然と出会おう

今回は屋久島で特に人気のある3スポットに絞ってご紹介しましたが、もちろん島内には他にも名所が多くありますし、登山途中には名前がなくともとても立派な木が立ち並んでいます。ただ歩いているだけでも周りは絶景の連続です。

あなたが見てみたい景色はありましたか?一つでもピンときたものがあれば、ぜひ一度屋久島へ行って実際に見てみてくださいね。

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